看護師がエステの世界に入り感じたこと：2024年3月11日｜ナーススキン(nurse skin)のブログ

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ビューティー

投稿日：2024-03-11 17:26:32.0

看護師がエステの世界に入り感じたこと: こんにちは！nurse skinオーナーの山城です。
脳神経外科病棟から始まり内視鏡クリニック・美容皮膚科クリニックと様々な医療現場を経験してきた私ですが、昨年からエステ業界に入り一番不便に思うことは、言葉を自由に使用できないエステ業界特有の不便さ、これにつきます。

例えば、トラネキサム酸。
厚生労働省からしみ肝斑改善作用があると認可を受けています。
そのトラネキサム酸を使用した施術をみなさんにお伝えする時に、「しみ改善」という文言を使用してはいけないのです。
もちろんその施術を受けた全員のしみが改善するわけではないので、トラネキサム酸を使用した施術＝しみ悩みがなくなる、と誤解されるのを避けているわけなのですが、それを懸念するあまり施術自体の説明を正確にするのがかなり難しくなっています。
「シミにアプローチ。」「徹底シミケア」など、巷のエステや化粧品の売り文句がどこも似たり寄ったりなのはこの制限があるからなのです。

「白玉肌」「美白」など消費者が正確に判断できないぼんやりしたワードしか使うことができないというのは、この世界のイマイチなところだなあと思っています。
みなさんも良し悪しのわからない聞き慣れた売り文句よりも、効果がわかりやすい日本語を聞いた方がサービスや商品を利用しやすいんじゃないかなあと思っているのですが、いかがでしょうか？

ちなみにこの考え方は治療を目的とする医療にはない考え方で、開業した当時はこの感覚を掴むまでにかなり苦労しました。クリニックで使用しているものと全く同じ施術であってもエステと名乗っている以上は言葉を選ぶ必要があるので大変不便に思っています。
中には施術そのものではなく成分の説明をしているだけなのに、AIが勝手にNGを出し表現規制をかけてくる、便利なのか不便なのかわからないシステムを搭載したサイトまであります。
日本語というのは難しい言語ですが、弾き間違いをするのであればAIがまだまだ人間を上回っていないということなのかもしれませんね！

当店では医療とエステの両方を経験している看護師が、わかりやすく美容についてご説明しております♪質問はスタッフ写真のLINE QRコードからどうぞ！お待ちしております。

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