台湾地震に思うこと：2024年4月6日｜ナンシーズハンド(Nancy's Hand)のブログ

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プライベート

投稿日：2024-04-06 01:43:13.0

台湾地震に思うこと: 台湾の地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
1日も早く、平穏な日常に戻れるようお祈りしています。

この地震で台湾の花蓮という地名を何度も耳にしました。
そして、避難所の見事な運営に驚かれた方も多いのではないでしょうか。

ニュースでその様子を見ていて、思い出した事が3つ有ります。

一つ目は、
過去のブログ記事にも書きましたが、
ふつうのお店で、サービスされるお水が
お冷やではなく、お白湯が出て来た事。
そしてバスが真冬でも窓を少し開けていて、新鮮な空気を循環させていたこと。
これは、公共の衛生観念（というか健康観念とでもいうか）の基礎に、
人体を如何に良い状態に保てるか？という価値観が根付いていると感じました。

二つ目は、
かつてのコロナ禍でも、この健康観念を土台に
デジタルの管理をしっかり行い、事態の収集が早かったこと。
（さすが台湾だな、と思いました）

そして三つ目。
現地でお世話になった方が、こんな事を言っていました。
台湾は、世界で災害が起きた時、一番に、多額の寄付をします。
それは、台湾には政治的に大きな後ろ盾がなく、
確実に守ってくれるような国は無い。
だから、友好関係を示し、深めるために、そうしている、と。

もしかしたらこれは、その方の個人的な見解かもしれません。

ですが、台湾という小さな島が、
中国という大国に命運を握られていると言わざるを得ない状態で
こうして国造りをしてきたのは事実だと思います。

だからこそ、生き抜く為に必要な事は何か？という事を
大なり小なり、一般市民の方々も意識しているのではないでしょうか。

今回の花蓮の避難所のスピーディーな対応も、
民間団体との強力なコンビネーションの賜物だと聞きました。

このように、小規模なコミュニティが、
賢く的を得たシステムを構築しているのを見ると
台湾の真の、芯の底力を感じ、尊敬の気持ちを新たにします。

私は個人的に、募金活動というものを事業と結びつけることは
しておりませんので、チャリティー足つぼ　のような企画は行いませんが
改めて、台湾の知恵の恩恵を受けていることを胸に、
施術に励みたいと思います。

加油台湾　加油花蓮