眼精疲労ってなに？その１：2023年11月24日｜あわじ鍼灸室のブログ

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投稿日：2023-11-24 16:50:08.0

眼精疲労ってなに？その１: こんにちは！あわじ鍼灸室の淡路です。
最近、目が疲れていませんか？目がちょっとだるい感じやゴロゴロした感覚があったり、時折充血することがありますよね。でも、そのうち治るだろうと思って、放置している方も多いのではないでしょうか。

でも実は、現代社会では目がかなり酷使されています。特に、パソコンやスマホ、タブレットなどを使った作業（VDT作業）が増え、環境の汚染や冷暖房の使用も増えています。これらの要因がドライアイを引き起こす可能性が高まっています。

実際、眼精疲労の約６０％がドライアイとされています。つまり、目が十分に潤っていない状態が続いている可能性があります。目の疲れや不快感を感じたら、少しの休憩や適切なケアをすることが大切です。

【原因はなに？】
→原因によって大きく５つのタイプがあります。
一つ目は、調節性眼精疲労。
これは目のピントを調節する毛様体が長時間の近見作業（読書・事務作業・パソコン・携帯電話など）などで、疲労を招き眼精疲労として自覚されます。比較的短時間の近見作業で疲労感が出たり、ばやけて見えるようなら疲労が疑われます。
二つ目は、筋性眼精疲労。
眼球の結膜（白目）の奥には、外眼筋と呼ばれる筋肉があります。この筋肉は、１個の眼球に６本ついていて、これらが伸びたり縮んだりして眼球がきょろきょろ動くんです。疲れたときに物がダブって見える場合は、この疲労が疑われます。
三つ目は、不等像性眼精疲労。
左右の視力の差が大きい場合に起こる眼精疲労です。右目から入ってきた画像と左目から入ってきた画像を脳が処理をするわけですが、右左の画像が違いすぎると脳が上手く処理できずに頭痛や目の奥の痛みになるわけです。できるだけ視力の差を少なくするように視力矯正する必要があります。
四つ目は、症候性眼精疲労。
眼科的病気（結膜炎、角膜炎、緑内障、白内障、ドライアイ、めぼなど）、全身的病気（高血圧、低血圧、更年期障害など）、歯科的病気、整形外科的病気などが原因となっている疲労です。目とは関係ないと思われるものが、眼精疲労の原因となっていることがあるんです。
五つ目は、神経性眼精疲労。
眼には異常がなく、全身の衰弱・精神的疲労でおこります。

多くの方は、一つ目の調節性眼精疲労ではないかと思います。なるべく目と身体を休めて時々メンテナンスをして、いたわってあげて下さい♪