《東洋医学blog》養生編：2024年2月12日｜フットセラピー博多駅前店のブログ

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投稿日：2024-02-12 19:06:43.0

《東洋医学blog》養生編: こんにちは。フットセラピー博多駅前店の仮元です。

二十四節気では、2月4日頃から2月18日頃までを【立春 (りっしゅん)】といいます。
身体は、今までエネルギー温存のため腎を中心に働きが強まっていましたが、私たちの体内でも気血が上昇し今度は肝の働きが旺盛になります。
肝は春の気候と同じように、陽気の作用を持っています。
春に何か新しいことにチャレンジしたいという気持ちが芽生えることが多いのは、陰気の作用が強い冬から春に変わったことで、陽気の力が大きくなるためです。

しかし、この時季は環境の変化などによるストレスや睡眠不足などで、【肝】への負担が過剰になりがちです。
「肝」の働きが乱れると、目の不調や頭痛、めまい、のぼせ、イライラなど上半身に症状が出やすくなります。

「肝」の働きを整える養生法をご紹介します。ぜひ試してみて下さい♪

○のんびりと穏やかにすごす時間をつくる
春は肝と関係が深い【怒】の感情があらわれやすくなります。一日のなかで、数分でも構いません。イライラしそうになったら、その都度深呼吸してみましょう。

○夜11時には眠る
肝に対応する時間帯は午前1時から3時。この時間に血液が浄化され、貯蔵されます。日の出の時間も早くなるので、早起きして朝日を浴びてくださいね。

○服装は、上半身をやや薄着、下半身は厚着して温かく
肝のはたらきが活発になると、気血が上半身に集まりやすくなります。足腰をしっかりと温めて、下半身の冷えから来る腰痛や胃腸のトラブルを防ぎましょう。

東洋医学では、太陽や月の動き、季節に合わせて生活するのが最善の健康法と考えられています。季節に合った養生で、心と身体を整えましょう。

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