ピラティスとヨガの違い：2023年12月1日｜ユイットトウキョウ(Huit Tokyo)のブログ

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ユイットトウキョウ(Huit Tokyo)のブログ

ビューティー

投稿日：2023-12-01 01:14:58.0

ピラティスとヨガの違い: 近年急激に勢いがあるように見えるピラティス。
まだまだ『ヨガと何が違うんですか？』と質問を受ける機会があり、その違いはあまり浸透していないように思うところです。

ピラティスの大元はドイツ人のジョセフピラティス氏が体系化したコントロロジーというメソッドです。

今から約100年前に遡り、第一次世界大戦中にリハビリを目的としてスタートしました。
ピラティス氏は体操選手でボクサーだった父親の影響で体操、ボクシング、ヨガ、スキーなどあらゆる運動を行いスポーツインストラクターとして活躍していましたが、サーカス団の一員として渡英中に第一次世界大戦が勃発し敵国人として収容され、その施設にて負傷者のリハビリのためコントロロジーが形作られていきました。
現在でも使われているピラティスマシンの大元はこの施設でリハビリ器具に活用するため改良されたスプリングコイル入りのマットレスなのです。

その時代のリハビリの基本は安静。負傷した部位を動かさないことでした。
しかしピラティス氏は逆に動かすことを提唱。調整こそが最も早く効果的な改善・回復であると見抜いていました。

本人自ら「私は50年も時代を先取りしている」と言っていたそうです。

このようにピラティスはリハビリのために、本来の体の機能を取り戻す、再調整するという目的で解剖学的な理論から生み出されたエクササイズメソッドなのです。

現代のピラティスはピラティス氏が考案したコントロロジーを引き継いだマスター達が独自の解釈を取り入れながら徐々に枝分かれしていったものになり、古典的でよりオリジナルに忠実なプログラムから、現代人に合うような新たな解釈を取り入れたものまで、各団体によって性質の違いがあります。

グループレッスンではどちらかというと近代的でより多くの人が実践しやすくライトな形で取り入れていることが多く、プライベートレッスンではピラティスの原則・呼吸法・アライメントの理論や解剖学なども含めてクラシカルなピラティスにおいて大切な点をしっかりと伝え、生徒が自ら理解して実践し、自ら整えられることを目標に指導していることが多い印象です。

ご自身に合うスタイル、スタジオを見つけたらぜひ長期的に継続して効果を確かめてみてくださいね♪

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