フィルインってなに？疑問を徹底解消：2024年3月23日｜ロゼ(Rose')のブログ

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投稿日：2024-03-23 17:29:06.0

フィルインってなに？疑問を徹底解消: ネイルサロンのページを見ていて、“フィルイン一層残し“
などのワード、一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
私自身、フィルインってなに？とよく尋ねられます。

通常、ネイルの付け替えの際、アルミに巻いてジェルを溶かしてオフをしているかと思います。
フィルインは、溶かさず、コーティングとデザインを削って、前回塗ったベースを残します。
そして、ベースを残した状態で、新しいクリアジェルを被せます。

なぜこれが今推奨されているのかというと
オフをするための溶剤を使わないからです。

ジェルを溶かす液体は、アセトン。
アセトンは、脱脂の作用があります。

アセトンは、私たちの日常生活でよく使われています。
マニキュアの除光液、車やバイクのオイル汚れを落としたり
生物標本を作る際も、生き物を脱脂するのに使います。

ちなみに、アセトンはジェルは溶かしますが、爪を溶かす作用は無いのでご安心ください。

ただ、アセトンで乾燥した爪は、割れやすくなったり、柔軟性が無くなり折れやすくなることもあります。
お爪の薄い方は特に、水分保持力が低下しているため、なるべくアセトンの使用は避けたいところです。

また、最近のジェルはモチが良くなった分、取れにくいです。
無理にガリガリと力任せにこそげ落とすのも、お爪が痛む原因。

“乾燥させない“
“お爪の健康を保てる“ことによって、フィルインは今人気だし、注目を浴びています。

実際、ベースを一層残すので、通常より厚みが出やすく
付け替えオフの時よりもモチが良くなった、折れにくくなったなどのお声をいただいております。

フィルインのデメリットとして
＊ベースのクリアが白濁することがある
＊厚みが出やすいので、薄づきが好きな方には向かない
＊しっかりした技術がないと、グリーンネイルになる
ですね。

取れないの？と良く聞かれますが、しっかり定着していれば取れることはないですが
浮いた部分をしっかり見極め、除去できていないと
浮いたりグリーンネイルなどの爪疾患になることもありますので、
施術者の技術力はかなり重要です。

不衛生ではないのかなども聞かれますが、爪を取って細菌検査はできませんので
お答えできかねるのが現状です。

衛生面や厚みが気になる
付け替えオフでも問題を感じない方は、無理にフィルインをする必要はないと思っています。