自律神経の不調や乱れと鍼灸：2024年3月25日｜くすのき鍼灸整体院のブログ

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投稿日：2024-03-25 18:18:24.0

自律神経の不調や乱れと鍼灸: こんにちは。

季節の変わり目でお身体の不調を訴える方が多いなと感じています。
こんな時に「自律神経の不調」という言葉をよく耳にしませんか？
今回は自律神経の不調からくるお悩みと鍼灸についてお話しいたしますね。

自律神経とは、体内の機能を自動的に調節し、生命維持活動を支配する神経系の一部です。
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの部分から構成されており、これら2つの神経系は対照的な役割を果たし、身体のバランスを保つために協力して働きます。

交感神経:
交感神経は、「戦闘または逃走」反応として知られる身体の興奮状態を促進します。ストレスや危機的状況に対処する際に活発化し、心拍数や呼吸率を上昇させ、血圧を上昇させるなど、身体の活動を活性化させます。また、血糖値の上昇や瞳孔の拡大なども交感神経によって調節されます。

副交感神経:
副交感神経は、身体のリラックス状態を促進します。この神経系は、休息や消化、回復などの活動に関与しており、睡眠や消化器官の活動を調節します。副交感神経が優位な状態では、心拍数や呼吸率が低下し、消化器官の活動が増加します。

本来、交感神経は集中する場面や激しい運動時の際に優位になり、副交感神経は睡眠や食事などリラックスする場面で優位になります。
ところが現代社会ではストレスや生活習慣の乱れなどにより、この交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなることが増えています。
この2つの神経のバランスが崩れると頭痛や肩こり、睡眠障害や消化器系の不調、さらには心身の不調などさまざまな健康問題が引き起こされる可能性があります。
そんな中、自律神経の調整に効果的な手段として注目されているのが鍼灸施術です。

鍼灸によって特定の経穴に刺激を与えることで、交感神経と副交感神経の活動を調節し、2つの神経の切り替えがスムーズにいくように整える作用があります。
当院の施術でコリが和らぐことはもちろんですが、施術後に睡眠の質が向上したり、消化器系の不調が和らいだりする方も多数いらっしゃいます。

季節の変わり目の何とも言えないお身体の不調や、病院に行ってもどこにも異常はないと言われてしまった方は一度鍼灸施術を受けてみてはいかがでしょうか？
あなたのお悩みに合わせて鍼灸師が丁寧に施術いたします。
お気軽にお問い合わせくださいね。