強押しをすると…：2024年2月3日｜カイロベースのブログ

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投稿日：2024-02-03 18:27:42.0

強押しをすると…: こんにちは。カイロベース前川です。

今日はリラクゼーションマッサージによく行くお客様なら聞いたことがある「強押し」です。
皆様はどれぐらいの強さが好みですか？
強く押されるとなんだかスッキリしますよね！

凄く分かります。

でも、翌日の揉み返しがきたことないですか？

揉み返しとはいったい何なのでしょう？

結論から言うと、揉み返しはケガの一種です！

筋肉は筋繊維の束で構成されていますが、揉み返しとはその筋繊維に傷がついた状態を意味します。

簡単に言うと、身体の中で内出血を起こしているような状態が揉み返しなのです。

揉み返しができる最大の原因がドーゼオーバーです。

ドーゼとは簡単に言うと「刺激量」のことです。
刺激量については「アルントシュルツの法則」がよく知られています。（難しい言葉ですよね…）

アルントシュルツの法則(解剖生理学)によると、
弱い刺激が組織の働きを目覚めさせ、
中程度の刺激が組織の働きを促進させ、
強い刺激は組織の働き抑制し、
非常に強い刺激は組織の働きを停止させる、

とされています。

この刺激を利用し、筋肉の緊張を緩和したり、身体の回復力を高めたりするわけです。

ところが、刺激量が強すぎた場合、組織の働きを抑制し、最終的に組織の働きを停止させてしまいます。
その結果、筋繊維が傷ついて揉み返しが起こってしまいます。

また、強い力になれてしまうと徐々にこれまでの押圧では物足りなくなり、さらに強い刺激を求めることとなります。（これはお客様あるあるです）

その結果、施術効果そのものが得られなくなる可能性も生じますし、本来持っているはずの自己治癒力の働かなくなってしまう可能性もあります。

なので、施術を受ける際は、中程度のイタ気持ちいいぐらいが身体にはいいと思います。

当店では皆さまのお身体状態に合わせ、しっかりカウンセリングして施術させていただきます。

……でも！どこに行っても足らないから強押しで！！ってお客様は遠慮なく言ってください。
強さの好みはそれぞれ違いますからね。

明日は小顔矯正について書きたいと思います。