ボキボキの続き：2024年2月17日｜カイロベースのブログ

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投稿日：2024-02-17 11:09:13.0

ボキボキの続き: こんにちは。カイロベース前川です

ボキボキの続きです。

ボキボキの音の正体は分かりましたよね。
では、なぜボキボキされ続けるとダメなのか？
何が危険なのか？お話します。

ボキボキと音が鳴るのが悪いんじゃありません。
矯正しなくてもいい関節まで矯正の力がかかり、「ボキボキボキ！」と鳴らす為の矯正になってるのが危険なんです。
本来矯正は、椎骨の可動性の減少、あるいは消失している状態（フィクセーション）の関節のみに矯正するのが理想とされています。
痛みはあるけどよく動く関節や、正常な関節は矯正しない方がいいんです。

動きのある関節に矯正を続けていくと、将来的には動き過ぎる関節（ハイパーモビリティ）になってしまいます。
関節がハイパーになると、関節が緩いので身体を保持する力が弱くなり周りの筋肉で支えてあげなければならなくなります。
そうすると常に筋肉が緊張し、ハリやコリがきつくなってきます。
特に女性の関節は柔らかく音が鳴りやすいので、施術者が勢いや力で矯正するとどんどん関節が緩くなる傾向があります。

凄く怖いですよね…
私も経験ありますが「とりあえず矯正しときますね～！」って言われて、有無も言わさず「ボキボキボキ」って！
ボキボキは鳴ると確かに爽快感あります。
でも！！とりあえずって何！とりあえずって言うなら矯正しなくていいんじゃないの？
なんか説明してよ！怖っ！って経験何度もあります。

施術者は矯正したから身体軽くなったでしょ！的な感じを出してきますが、そんな矯正続けてたら身体の為に通ってるはずなのに、ハイパーな状態を作りに行ってる事になるんですよね～。
こんな状態になるなんて…って将来ならにように、ボキボキ鳴って気持ちいい～（気持ちは凄く分かります）って感じで矯正に行くのはちょっと考えた方がいいかも知りませんね。

カイロベースでは可動性の悪い関節を狙って矯正しますのでボキ！と音は単発（もしくは鳴らない）です。
ボキボキッ！に慣れた（慣れたらダメなんだけど）お客様には音が少なくて物足りなく感じるかもしれませんが、お身体の変化は感じれと思います。

ボディケア＆骨格矯正　前川