足首の捻挫について：2024年4月16日｜ゆるめさろんのブログ

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投稿日：2024-04-16 18:38:00.0

足首の捻挫について: こんにちは！ゆるめさろんです。

皆さんは足を捻挫したことはありますか？
身近なケガで足を捻挫したことがある方は多いと思います。

足関節捻挫とは
足関節捻挫は、スポーツ中や足場を踏み外して足首を捻った時に起こります。
軽度なものであれば痛みがあっても動くことは出来ますが、回復が不十分な状態でスポーツや仕事に復帰してしまうと、痛みが再燃したり、捻挫を再発する可能性があります。
足の捻挫は「内反捻挫」と「外反捻挫」の２種類があります。
捻挫は「内反捻挫」がほとんどでその内反捻挫では前距腓靭帯の損傷がとても多いとされています。

足関節捻挫の症状
足関節捻挫は次の３つの損傷度に分類されます。
1度：靭帯が伸びている状態、繊維の微細断裂
歩行は可能ですが足をつくと少し痛みます。また、くるぶしの周りに少し腫れが出てきます。

2度：靭帯の部分断裂、関節包も損傷されている場合もある
この状態ですと圧痛や腫れが強く、歩行も痛みを強く感じるようになります。

3度：靭帯の完全断裂、関節包の断裂を伴う
圧痛や腫れ、皮下出血が強く、自力での歩行は困難になります。
装具などでの固定や靭帯の縫合手術が必要となります

足関節捻挫の治療
損傷の程度によって治療内容が変わってきますが、軽度なものであればアイシングをした後サポーターやテーピング、包帯などで固定します。
中等度以上のものは腫れや内出血を抑えるためにクッション材を入れて固定をします。

当院の治療では、初期ではアイシングと超音波治療を行い腫れの抑制と組織の回復を促し、テーピングや包帯で固定をします。痛みや腫れが退いてきたら、足関節周辺の筋調整や関節運動を行い関節の動きを正常に導き、通常の日常生活が送れるよう処置を行います。

足関節捻挫を再発させないためには足の筋肉の柔軟性の向上、足趾の筋肉を動かせるようにすることが大切です。また、捻挫後は左右の筋力バランスが崩れることがあるため、幹部だけでなく幹部外のトレーニングも再発防止のために必要になってきます。

足関節捻挫は外傷の中でも頻繁に起こりうる障害の一つです。適切に処置をすることにより、再発を防ぎ、安心して生活を送ることができます。
足関節捻挫でお困りの方、足周りに不安のある方は是非一度ご相談ください！