8割の人に不調が見られる「仙腸関節」：2024年5月21日｜サンテ整体院宇都宮元今泉(SUNte整体院)のブログ

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投稿日：2024-05-21 20:03:52.0

8割の人に不調が見られる「仙腸関節」: 8割の人に不調が見られる「仙腸関節」

こんにちは！
宇都宮元今泉　SUNte整体院です！

今回は
腰の関節「仙腸関節」
についてお話しさせて頂きます！

全身の活動に欠かせない腰の動きは
2つの関節がうまく連携することで機能しています。

一つは、背骨の腰部分を形成している
「腰椎」から成る関節。

もう一つは骨盤中央の仙骨と左右の腸骨の境目にある
「仙腸関節」です。

これらの2つの関節がうまく連携することで
体の荷重や地面からの衝撃をクッションのように和らげ
正常に機能しています。

ところが
例えば前傾姿勢で長時間座る習慣があると
腰椎や仙腸関節のコンビネーションが悪くなってしまいます。

特に仙腸関節は、不具合が生じやすい関節なので注意です。
仙腸関節は前後左右にわずか数センチだけ動く関節です。

そのわずかな可動域があるおかげで
クッション機能が働き、全身で歯車のように連携している
関節の「連携の要」としての役割も果たしております。

しかし可動域が狭いだけに引っかかりを起こしやすいのです。

前傾姿勢で長時間座る習慣がある場合
腰から背中にかけて走る筋肉が引っ張られ緊張し続け
その筋肉が寝た状態になるという悪循環が生まれます。

その結果
仙腸関節は固まってしまい
荷重バランスや衝撃吸収などの機能が
大幅に低下してしまいます。

すると血液や神経の流れを阻害し
結果的に椎間板も疲労し痛みも悪化します。

現在の日本では、約8割もの人に仙腸関節の不調がある
と言われています。

仙腸関節とコンビを組み
体の柱のとして機能している腰椎は
5つの椎骨から成り立っています。

腰椎を含めた背骨は、本来
全体として緩やかな（S字カーブ）を描いています。

仙腸関節と同じく
この背骨のS字カーブも、体重や重力から来る負担
地面からの衝撃を和らげる機能を果たしています。

ところが
やはり前かがみになりがちな習慣があると
背骨のS字カーブはほとんど崩れていきます。

腰の部分を形成する
腰椎～そのすぐ上にある胸椎という関節の下部辺りは
後方へ向かって少しだけ

反った形のカーブであるべきなのに
そのカーブは失われてほぼ垂直になってしまうのです。

最初は筋・筋膜性腰痛程度ですみますが
その症状が慢性化してしまうと
たいていは椎間板にダイレクトな異常が見られます。