子供が「膝が痛い」と言ったら！？：2024年5月14日｜リカバリースポーツ鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2024-05-14 10:30:00.0

子供が「膝が痛い」と言ったら！？: 小学生から中学生の特に男子が膝のお皿の少し下の骨の出っぱった箇所が痛いと言ったら、オスグッド・シュラッター病かもしれません。

オスグッド・シュラッター病は、ジャンプやダッシュ、キック動作が多いバレーボールやバスケットボール、サッカーに多く発症します。

痛みを訴える箇所を脛骨粗面といい、太ももの前にある大腿四頭筋がそこに付着しています。
子供の頃は脛骨粗面が、まだ大人の骨に成長しておらず骨端核という弱い箇所のため、スポーツで酷使することで骨端核が剥がれてきてしまいます。
特に、大腿四頭筋の柔軟性が低下し硬くなった状態だと、余計に脛骨粗面を引っ張る力が強くなってしまうので、オスグッド・シュラッター病になりやすくなります。

ですので、オスグッド・シュラッター病の予防・改善のためには大腿四頭筋のストレッチがとても重要になります。

うつ伏せに寝て、誰かが足を持って膝を曲げていった時に、かかとがお尻につかなければ大腿四頭筋が硬くなっています。
そのような時は要注意ですので、画像のようにしっかりとストレッチを行って下さい！

画像で紹介するストレッチは、大腿四頭筋がよくストレッチされるので、効果的です！
約20秒息を止めずに、静止します。
反動をつけたり、痛みが出るところまではしないようにして下さい。
「伸びて気持ちいい～」くらいで十分です。

脛骨粗面が出っぱってしまうと、大人になっても治らず一生そのままになってしまうので注意が必要です。

ただ、症状が強くなるとセルフストレッチだけでは治らないので、当院にお越し下さい。
超音波画像観察装置で患部の状態を確認し、痛みを和らげる電気治療器や大腿四頭筋のマッサージなどを施し、患部の負担を軽減し、修復を促していきます。
また、オスグッド・シュラッター病専用のサポーターも効果的です。

お子様が膝が痛いと言ったら、お早めに治療することをお勧めします。