肩関節周囲炎（五十肩）の辛さに寄り添うリンパケア：2025年4月18日｜ハーブリボンのブログ

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投稿日：2025-04-18 18:21:21.0

肩関節周囲炎（五十肩）の辛さに寄り添うリンパケア: ■ 肩関節周囲炎とは？
肩関節周囲炎は、肩関節を構成する関節包・腱・滑液包・靱帯などの軟部組織に炎症が起こることで、肩の痛みや可動域制限が生じる疾患です。
一般には「五十肩」「四十肩」とも呼ばれますが、これらは年齢による俗称です。

■ 主な原因と発症の背景
肩関節周囲炎は、以下のような要因が複雑に関与して発症すると考えられています。

・加齢に伴う関節包、腱の変性

・長期的な姿勢不良や肩の使いすぎ／使わなさすぎ

・血流障害やホルモンバランスの変化

・肩の外傷後の二次的発症（外傷性拘縮）

特に 50歳前後以降に発症することが多く、利き手側に多く見られる傾向があります。

■ 肩関節周囲炎の進行段階（3つのフェーズ）

◇急性期（炎症期）～痛みが最も強い時期
・持続的な痛み、夜間痛（睡眠障害）
・動かすと鋭い痛み
・関節包の炎症が活発な時期

※この時期は無理な運動・強いマッサージは禁忌

◇拘縮期（凍結肩）
・痛みは軽減するが、動かなくなる
・関節包や腱板の柔軟性が低下し、拘縮（硬くなる）
・日常動作に支障（服を着る、髪を結ぶなど）

◇回復期
・徐々に可動域が回復し、痛みも減少
・正しいケアにより、半年～1年で症状改善することが多い

■拘縮期回復期にリンパマッサージのケアがオススメ
リンパマッサージは、身体の中に溜まった老廃物や余分な水分を流し出すサポートをしてくれます。
肩関節周囲炎では、炎症によって周囲の筋肉がこわばり、血液やリンパの流れが滞りがち。
これをやさしく流してあげることで、むくみや痛みの緩和、回復のサポートが期待できます。

■ 最後に：根気強く向き合えば、肩は必ず応えてくれる
肩関節周囲炎は、長期的な経過をたどることが多いですが、段階的にきちんとしたケアを行えば、ほとんどの方が日常生活へ復帰できます。焦らず、自分のペースでケアしていきましょう。

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