[腕橈骨筋とは？]：2024年8月2日｜ダブルボディ和歌山店(W body)のブログ

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投稿日：2024-08-02 20:56:47.0

[腕橈骨筋とは？]: WBody和歌山店です！

今回は「腕橈骨筋」についてお話ししていきます！

腕橈骨筋は、前腕の外側に位置する筋肉です。この筋肉は、肘を曲げる働きを持ち、特に手のひらを下に向けた状態での屈曲運動に関与します。
腕橈骨筋の起始部は上腕骨の外側上顆であり、停止部は橈骨の遠位端の外側にあります。

○役割について

・肘関節の屈曲
腕橈骨筋は肘を曲げる動作の主な筋肉の一つです。特に前腕が中間位にある時に強く働きます。この位置では、腕橈骨筋が最も効果的に肘を屈曲させます。

・前腕の回内・回外の補助
前腕を回内および回外する際に、腕橈骨筋は補助的な役割を果たします。具体的には、前腕が極端に回内や回外されている場合、腕橈骨筋はその中間位に戻す動作を助けます。

・ドアノブを回す
ドアノブを回す動作は、前腕の回内・回外の動作が関与しており、これに腕橈骨筋が補助的に働きます。

○機能が悪くなることで起こる症状

・肘の屈曲力の低下
腕橈骨筋は肘を屈曲させる主要な筋肉の一つです。この筋肉が弱くなると、肘を曲げる力が低下し、物を持ち上げたり、持ち上げた物を支え続けることが難しくなります。

・前腕の回内・回外の困難
腕橈骨筋は前腕を中間位に保つ役割も果たします。そのため、回内（手のひらを下に向ける）や回外（手のひらを上に向ける）する動作がぎこちなくなったり、これらの動作をスムーズに行えなくなることがあります。

痛みや不快感
腕橈骨筋が過度に使われる、または損傷すると、前腕の外側や肘の周囲に痛みや不快感が生じることがあります。この痛みは、特に物を持ち上げる、回す、または押す動作の際に強く感じられることがあります。

・疲労感
腕橈骨筋の機能が低下すると、他の筋肉がその機能を補おうとして過剰に働くため、前腕や肘の周りに疲労感が溜まりやすくなります。

・握力の低下
腕橈骨筋は握力の一部をサポートしています。そのため、この筋肉が弱くなると、握力が低下し、物をしっかりと握ることが難しくなることがあります。

・運動パフォーマンスの低下
テニス、ゴルフ、野球などのスポーツにおいて、スイングや投げる動作の際に肘や前腕の動きが不安定になり、パフォーマンスが低下する可能性があります。

日々の生活で酷使した筋肉をぼくし、姿勢を整えてより良い日常生活を過ごしましょう！