【妊活】胚移植後も三陰交にお灸って続けていいの？：2024年12月19日｜武蔵小杉鍼灸接骨院のブログ

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投稿日：2024-12-19 06:57:52.0

【妊活】胚移植後も三陰交にお灸って続けていいの？: 体外受精後の胚移植、移植後も三陰交にお灸を続けても大丈夫？と心配になる方もいるかと思います。

今回は、胚移植後の三陰交へのお灸について、よくある質問にお答えします。
三陰交とは？
三陰交は、婦人科系の疾患に効果があるとされています。血行促進やホルモンバランスの調整、冷えの改善などに効果が期待できます。

胚移植後の三陰交へのお灸、よくある質問
Q1. 移植後も三陰交にお灸を続けても大丈夫？
A. 鍼灸師によって意見が分かれるところですが、私の臨床経験上、生理予定日（もしくは判定日）まで三陰交へのお灸を続けた方の方が、移植後にお灸をやめた方よりも出産に至る確率が高い傾向にあります。

Q2. なぜ移植後も三陰交にお灸を続けると良いのですか？
A. 東洋医学では、着床には以下の要素が重要だと考えます。

十分なホルモン: 妊娠を維持するために必要なホルモンがしっかりと分泌されていること。
良好な血流: ホルモンや栄養を子宮に運ぶための血流がスムーズであること。
子宮内膜の状態: 受精卵が着床しやすいように、子宮内膜が適切な状態であること。
子宮の安定: 子宮が過度に収縮しないこと。
お灸によって血行が促進され、子宮内膜への血流が改善されることで、着床しやすい環境が整います。
Q3. 三陰交のお灸で子宮が収縮して流産する心配はありませんか？
A. 適切な刺激量であれば、子宮が収縮して流産につながる可能性は低いと考えられます。しかし、過度な刺激は子宮収縮を引き起こす可能性も否定できません。そのため、自己判断で強くお灸をしたり、長時間お灸をすることは避けてください。

Q4. 移植後の三陰交へのお灸で気をつけることは？
A.適切な刺激量: 熱すぎるお灸や、長時間のお灸は避けましょう。じんわりと温かさを感じる程度が良いです。
体調の変化に注意: お灸後に腹痛や出血などの異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、医師に相談してください。

東洋医学から見る三陰交と着床
東洋医学では、三陰交は「婦人の三里」とも呼ばれ、女性特有の症状に効果的なツボとして古くから知られています。三陰交への施灸は、血行促進、冷えの改善、ホルモンバランスの調整など、着床に必要な要素をサポートする効果が期待できます。