【自律神経】後鼻漏が悪化する原因トップ3！：2025年4月11日｜武蔵小杉鍼灸接骨院のブログ

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投稿日：2025-04-11 07:25:54.0

【自律神経】後鼻漏が悪化する原因トップ3！: 「喉の奥にいつも痰が絡まっている感じがする…」「鼻水が喉に流れ込んで気持ち悪い…」そんな後鼻漏に悩んでいる方はいませんか？
後鼻漏とは？
後鼻漏とは、鼻水が喉に流れ込んでくる状態のことです。

後鼻漏の原因
通常、健康な人でも1日に1～1.5リットルの鼻水が分泌され、喉に流れ込んでいます。しかし、後鼻漏の症状を感じる人と感じない人の違いは、鼻水の量にあります。通常よりも多くの鼻水が分泌されることで、大量の鼻水が喉に流れ込み、後鼻漏の症状を強く感じてしまうのです。

東洋医学では、鼻水が大量に出る原因の一つに「肺」の弱りが関係すると考えます。「肺」は呼吸を司る臓器であり、東洋医学では呼吸の力で体中に水分を行き渡らせていると考えます。そのため、「肺」の機能が低下すると、体内の水分調整がうまくいかず、鼻水が大量に出やすい状態になると言われています。この「肺」が元気のない状態を「肺虚（はいきょ）」と言います。

後鼻漏が悪化する原因トップ3

1. 乾燥

「肺」は呼吸を通じて外界と密接に関係しているため、冷えや乾燥といった環境の変化の影響を受けやすい臓器です。東洋医学では、各臓器が嫌う外気の状態を「五悪（ごあく）」と言い、「肺」が嫌うのは「乾燥」です。「肺」は潤いを好み、渇きを嫌うため、「肺」が弱っている人は日頃から乾燥に気をつけ、マスクなどで乾燥した空気を吸わないように心がけましょう。濡れマスクなどで喉を保湿するのもおすすめです。

2. 心配事や憂い

東洋医学では、「七情（しちじょう）」といって感情が各臓器に影響を与えていると考えます。悲しみや心配の感情は「肺」の機能に影響を及ぼすとされています。悲しいことが続いたり、心配事が多い人は、「肺」の機能が落ちやすいのです。自分なりの気分転換やストレス発散方法を見つけることが大切です。読書や音楽鑑賞、軽い運動などでストレスを発散するのも良いでしょう。

3. 寝すぎ
東洋医学には「五労（ごろう）」という言葉があり、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というように、やりすぎることは臓器を傷つけるという意味です。「肺」に相当するのが「寝る」ことです。適切な睡眠時間は人それぞれですが、自分に合った睡眠時間を超えて長く寝ていると、「肺」の機能が低下し、「肺虚」の状態になりやすいと言われています。