四十肩と姿勢の関係性：猫背が痛みを悪化させる？：2025年5月13日｜アクイラせんげん台(AQUILA)のブログ

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投稿日：2025-05-13 10:57:40.0

四十肩と姿勢の関係性：猫背が痛みを悪化させる？: 最近、肩が上がりにくくて痛い…もしかして四十肩？
40代、50代に多く発症する四十肩は肩関節周囲炎といい、加齢に伴う肩関節周辺の組織の炎症が主な原因と考えられています。しかし、実は姿勢の悪さも四十肩の発症や悪化に深く関わっていることを知っていますか？

なぜ姿勢が四十肩に関わるのか？
体は、骨や筋肉がバランスを取り合いながらスムーズに動いています。
しかし、生活習慣乱れや仕事での姿勢などにより、そのバランスが崩れてしまうことがあります。
特に四十肩と繋がるのが猫背や巻き肩といった不良姿勢です。

猫背や巻き肩になると…

肩関節への負担増: 背中が丸まることで、肩関節が本来の位置からずれ、周囲の筋肉に過度な負担がかかります。
肩甲骨の動きが悪くなる: 猫背は肩甲骨を外側に開き、動きを制限します。
肩甲骨の動きが悪いと、肩関節の可動域も狭まり、炎症を起こしやすくなります。
首や肩周りの筋肉の緊張: 頭が前に突き出る姿勢になるため、首や肩周りの筋肉が常に緊張し、血行が悪くなります。血行不良は、組織の修復を遅らせ、炎症を慢性化させる可能性があります。

姿勢改善が四十肩の予防・改善に繋がる
逆に言えば、正しい姿勢を意識し、維持することは、四十肩の予防や改善において重要です。

肩関節への負担軽減: 正しい姿勢は、肩関節にかかる不必要な負担を軽減し、炎症の悪化を防ぎます。
肩甲骨の可動域向上: 胸を開き、背筋を伸ばすことで、肩甲骨がスムーズに動くようになり、肩関節の可動域も広がります。
血行促進: 正しい姿勢は、首や肩周りの筋肉の緊張を和らげ、血行を促進し、組織の修復を助けます。

簡単な姿勢改善ストレッチ
肩甲骨寄せ: 椅子に座るか立った状態で、両腕を体の後ろで組み、肩甲骨を内側に寄せるように胸を広げます。数秒キープし、ゆっくりと戻します。
胸開きストレッチ: 壁や椅子の背もたれに手をかけ、胸をゆっくりと前に突き出すように伸ばします。
これらのエクササイズを行うことで、肩周りの筋肉のバランスが整い、正しい姿勢を保ちやすくなります。

まとめ
四十肩の痛みにお悩みの方は、姿勢を見直すことから始めてみましょう。
姿勢を意識し、ストレッチをするだけでも、症状の緩和や予防に繋がる可能性があります。
もし、症状が改善しない場合、放置をせずに整形外科や整体、整骨院に相談することをおすすめします。