導入化粧水だけの保湿は危険？：2025年5月12日｜ラシック加古川店(La chic.)のブログ

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ビューティー

投稿日：2025-05-12 09:52:54.0

導入化粧水だけの保湿は危険？: スキンケアのアイテムが豊富になった近年、「導入化粧水だけで十分保湿できるのでは？」と考える方が増えています。
しかし、導入化粧水は本来の目的と異なる使い方をすると、乾燥や肌荒れを引き起こす原因になる可能性があります。

【導入化粧水の本来の役割】
導入化粧水とは、洗顔後すぐに使用することで、後に使うスキンケアアイテムの浸透を助ける“ブースター”の役割を果たすものです。

・洗顔後の肌をやわらかく整える
・肌の水分保持力を高める準備をする
・化粧水や美容液の浸透をサポートする

このように、導入化粧水はスキンケアの効果を高める下地作りのために使うアイテムであり、保湿を目的とした「化粧水」とは役割が異なります。

【導入化粧水だけでは保湿不足】
導入化粧水には保湿成分が含まれていることもありますが、その多くは水分の通り道を整える程度のもので、肌の奥までしっかり水分を届けて閉じ込める機能は弱めです。

導入化粧水だけで済ませると、以下のようなトラブルにつながるおそれがあります。
・肌のつっぱり感や粉吹きが起きる
・乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になり、ニキビやテカリが目立つ
・肌のバリア機能が低下し、外部刺激に弱くなる

特に季節の変わり目やエアコン環境下では、乾燥による影響が強く出やすくなるため注意が必要です。

【正しいスキンケアのステップ】
導入化粧水はあくまで「準備」。
その後のケアが非常に重要です。

1.導入化粧水で肌を整える
2.化粧水でしっかり水分を補給する
3.美容液で必要な栄養を与える
4.乳液で水分と栄養を閉じ込める

このステップを踏むことで、導入化粧水の効果も最大限に発揮され、肌がふっくらとうるおった状態を保てます。

【肌タイプに合わせた見直しも大切】
・乾燥肌：導入化粧水のあとに高保湿タイプの化粧水を重ねる
・脂性肌：べたつきにくいさっぱり系を選び、乳液は薄めに
・敏感肌：刺激の少ない導入化粧水を選ぶことが必須

導入化粧水は、正しく使えばスキンケアの効果を高めてくれる優秀なアイテムです。
しかし、これ一つでケアを完結させるのは肌にとってリスクとなります。
肌トラブルを防ぐためには、導入化粧水の役割を理解し、必要なステップを省かずにケアを行うことが大切です。
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