睡眠状態誤認とは？眠れていない気がする不眠の正体：2025年5月8日｜鍼灸マッサージ院如月のブログ

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投稿日：2025-05-08 13:29:03.0

睡眠状態誤認とは？眠れていない気がする不眠の正体: 「眠れていない気がするけど、実際は眠れていた」という現象を、
最近では*睡眠状態誤認”と呼びます。

これは不眠のタイプのひとつで、実際には眠れているのに、「眠れていない」と強く感じてしまう状態のことです。

◎睡眠状態誤認とは？
医学的には、主観と客観のズレがある睡眠のことを指します。

つまり、

・実際には6～7時間眠っている（客観的なデータ）

・でも本人は「4時間くらいしか寝てない」と感じている（主観的な実感）

このズレが起こっている状態です。

このタイプの不眠は、不眠症の方のおよそ半分近くに見られるとも言われています。

◎なぜ「眠れていない」と感じてしまうのか？
原因はさまざまですが、たとえば以下のような背景があります。

・ベッドにいる時間が長すぎる（寝つけない時間が長いと感じる）
・夜中に何度か目が覚めると「ぐっすり寝た気がしない」
・眠りが浅い時間帯が続いて、休んだ実感が持てない

つまり、「ちゃんと眠れているのに、満足感が得られない」状態が続くのです。

・夜中に何度も時計を見てしまう
・朝起きても「寝た感じがしない」と思う
・睡眠アプリではよく眠れているのに、しんどい

こうした状態が続くと、不安感が強まり「もっと寝ないと」と焦ってしまうことで、かえって眠れなくなる悪循環に陥ることも。

◎まとめ
眠れていないと思っていたけれど、実はしっかり睡眠がとれていた――。
そんな「睡眠状態誤認」という状態を知っておくだけでも、不安が軽くなる方は少なくありません。

睡眠のお悩みは「気のせい」で片づけるには大きなテーマです。
心と身体の感覚のズレに気づくことで、良い眠りへの第一歩が踏み出せるかもしれません。

当院では、東洋医学と睡眠科学の視点から、一人ひとりに合ったアドバイスや施術を行っています。体の中から眠りを整えたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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