変形性膝関節症へのセルフケア：2025年5月23日｜ガジュマル整体別府六本松のブログ

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投稿日：2025-05-23 00:03:24.0

変形性膝関節症へのセルフケア: 変形性膝関節症に対してのセルフケア方法

「最近、歩くと膝が痛い…」「階段の上り下りがつらい…」そんなお悩みを抱えていませんか？
その症状、もしかすると変形性膝関節症かもしれません。

変形性膝関節症とは、加齢や日常生活での動作の積み重ねによって、膝関節の軟骨がすり減り、関節の変形や痛みが生じてくる慢性的な疾患です。特に中高年以降の方に多く見られますが、立ち仕事やスポーツ、体重の負担などがきっかけとなって若い世代にも起こることがあります。

この疾患において、近年注目されているのが「膝蓋下脂肪体（しつがいかしぼうたい）」という膝のお皿（膝蓋骨）のすぐ下に存在する柔らかい組織です。
この膝蓋下脂肪体は、膝の動きを滑らかにするクッションのような働きをしており、痛みを感じ取る神経も多く集まっている場所です。

変形性膝関節症の方は、この脂肪体の動きが悪くなり、滑走性が失われてしまうことが多く、それが痛みや違和感の原因になります。

自宅でできる簡単セルフケア

そんな膝蓋下脂肪体のケアとして、誰でもできるおすすめのセルフケアをご紹介します。

【やり方】
1. 膝を軽く伸ばした状態で座ります（膝が完全にピンと張らないよう注意）。
2. 膝のお皿（膝蓋骨）のすぐ下にある柔らかい部分に、親指と人差し指を添えて軽くつまみます。
3. 痛みが出ない範囲で、前後や左右にゆっくりと動かしましょう。
4. 30秒～1分程度、呼吸を止めずにリラックスしながら行います。

この動作だけでも、膝蓋下脂肪体の滑走が改善され、痛みや重だるさの軽減が期待できます。

続けることが大切！

一度で大きな変化を感じられなくても、継続することでじわじわと変化が出てきます。膝のケアは、悪化する前に早めに始めることが何より重要です。

また、膝に不調を感じている方は、体重管理や股関節・足首の柔軟性アップ、太ももの筋力強化も一緒に取り組むと、膝への負担がさらに減っていきます。

ぜひ、今日からこのセルフケアを取り入れて、快適な毎日を目指してみてくださいね！