縮毛矯正が下手な定義：2017年2月22日｜サロンドアベニューのブログ

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投稿日：2017-02-22 12:23:28.0

縮毛矯正が下手な定義: アメプロでクセが残り髪が傷んだ方のコメントで、担当者が下手と書いたところコメント頂きました。

コメント
こちらの記事で気になったのですが、美容師さんは、同業者の方のどんな部分を見て「うまい」「下手」と気付くものでしょうか？
井戸端会議などでは、素人もかんたんに「あの美容室はうまい」「へた」と言い合っていますが、それってどうなのかな～…と思ったりします。素人にそんな判断ってできるものですか？

返答
せっかく矯正をしてもクセが出てきたり、形が維持できない事があります。その為短い時間に何度も繰り返さなければならず、髪がどんどん傷んできます。
しかし、しっかりと正しい知識と技術を持った美容師が担当すれば、縮毛矯正をした部分は、半永久的に取れません。矯正も2～3ヶ月以上は持ちます。
問題は、髪の太さ・髪のクセ・髪の傷み・過去の髪の履歴などをしっかり見極めて薬剤の選択、細かい薬剤の塗布、時間の置き方に問題があります。
縮毛矯正では、１人１人に合った髪の状態に応じた薬剤を選ぶことから始まります。
少しでも薬剤の選択や時間が狂うと薬剤の効果が発揮できなかったり、クセが取れず傷んだだけとと云う最悪な結果になります。
薬剤の効果は理論に基づいた化学反応です。しかし、多くの美容師は、髪を見て触った感触で時間や薬液を決めてしまいます。
美容室でも他のメニューに比べてオーダーの割合が低く、多くの美容師は、圧倒的に経験が足りていません。
数年前まで、首都圏・東北・道内100件以上他の美容室を矯正の講習で回っていましたが、あまりこだわりすぎると、そこまで細かく出来ない、時間もコストもかけられないという美容室ばかりです。矯正については、メーカー側も歴史が浅く、薬剤も「このを使えばある程度うまくいく」という商品はまだありません。
ほとんどの美容室での薬液はハードとソフトのくらいしか無く「還元剤に何を何％が適切か」を判断するのが基本のはずですが、成分も把握していない方がほとんどで、失敗してしまうのは当然です。
そのため、縮毛矯正は、知識とコダワリ、経験が必要な技術です。
素人のヘタは判りませんが、私の言うヘタは、
毎月矯正をかけてもクセが残り、髪が傷んでくる技術は、担当した方に技量が無かった。
私から言わせると、矯正については、ヘタな美容師です。
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