天気の子感想会：2022年11月7日｜ヘアヴィーヴル田宮店(Hair BIVRE)のブログ

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投稿日：2022-11-07 01:19:55.0

天気の子感想会: 先日、金曜ロードショーであった
「天気の子」の感想会をしていきまーす。

初めて見た時に、おもしろかったけど、帆高めちゃくちゃする！と思った映画でした。
僕は大体、映画の考察を映画が、見終わった後にみます。
そしたらなるほどなぁと思うことがあったので紹介します～

まず、天気＝狂った世界・運命だということ！
映画パンフレットによると「天気はたんなる自然現象ではなく、
思いや運命や世界そのものの象徴」であり、誰もに身近な「天気」のように、
みんなの物語だという意味があるとのこと。

そして、子＝非力な人間・言いなりになるしかない存在
子というのは一般的に、大人よりも未熟で無力な存在です。しかし天気や世界にとっては、
皆んながが抗えない存在なので、子といえるのではないでしょうか。

無力な私たちは、世界や運命という大きなものを前にして、ただ言いなりになるしかないのです。
黙って従うことが「大人になる」ということなのです。須賀は帆高に天気の子で有名な名言、
「大人になれよ」と言っていましたが、それは、世界や運命を自分で変えることをあきらめる、ということと同じ意味ではないでしょうか。

だけど、2人は大人にならない！という選択を選びました
周りはどうだっていいから陽菜1人を助けたのです。
この選択が正しいかどうかはわかりません。しかし生半可な覚悟でこんな選択をしたわけではありません。結果的に、帆高が愛する陽菜の尊い命が救われました。それが新海誠が描いた「愛にできること」ではないでしょうか。

生きづらさを感じるすべての人へメッセージ

帆高や陽菜と同じように、この世界に生きづらさを感じている人はたくさんいると思います。黙って従うことが「大人」だと信じて、日々耐えている人もたくさんいます。

そんな人たちに監督は、自分にとって本当に大事なものを守れる選択なら、反対されても周りに迷惑をかけても「大丈夫」、生きづらくても、反対されても、大事なものを大事にすることを怖がらないでほしいというメッセージなのかもしれません。。。

「天気の子」というタイトルには、不満を溜め込み大人でいようとする私たちへの、皮肉と挑発が込められているのではないでしょうか。

そしてRADWIMPSの主題歌「大丈夫」の歌詞とも映画が噛み合っており
考察を見るとより映画のことが知れ、おもしろくなるんですね～！