今治市長の発言：2018年4月16日｜プラーナ(PRAANA)のブログ

PRAANA【プラーナ】

プラーナ

千葉県習志野市谷津７-5-13
ＪＲ津田沼駅南口

プラーナ(PRAANA)のブログ

その他

投稿日：2018-04-16 16:22:29.0

今治市長の発言: 　菅良二今治市長は本日の記者会見で毎日新聞によると次のように発言しました。
　「（備忘録で面会を認めた）県は県の方向性でコメントしたのだろうが、私どもはあくまでも非公開」と述べ、面会者などは明かさなかった。「首相案件」との表現は「聞いていない」とした。菅市長は、愛媛県文書の判明を受けて市職員に聞き取り調査をしたと説明。しかし、内容の詳細は「一緒に取り組んできた仲間に迷惑がかかる」と繰り返し、明言を避けた。面会相手の氏名も「控えたい」とした。さらに、加計学園問題を追及する野党について「この問題に忙殺されて本当に日本は大丈夫かと思う。政局にする動きは賛同できない」とも語った。
　一読して中村愛媛県知事との違いが際立っています。知事はメモを公開し部下を信頼していること、そして部下にプレッシャーをかけないよう国会に呼ばれたら自分が行って話すとまで言われるのはそれなりの覚悟が感じとれます。
　菅今治市長は「一緒に取り組んできた仲間に迷惑がかかる」と繰り返したそうですがこの仲間というのは官邸の人達のことを云うのでしょうか。そして詳細を明かさないのに「首相案件」との表現は聞いていないというのは柳瀬秘書官と全く同じです。
　この日朝日新聞の編集委員である高橋純子氏は紙上で次のように書いていますが一部抜粋します。。
「政治がリーダーシップを発揮して官僚組織のうみを出し切るなどという言も聞こえてくる。寝言はせめて寝てからにして頂きたい。リーダーシップとは責任を取ることと表裏一体のはず。官僚にのみ責任を押し付けた上で発揮される政治のリーダーシップなどあり得るのか。」
「みんな必死に船にしがみついていて、はた目にはその船を信奉しているように見えるが、他に良い船がないため沈むのが解っていてもしがみつくしかない。社会学者大澤真幸の言葉「現実主義だリアリズムだと言って、可能なことだけを追求するというのは単に、船が沈むのを座して待つということにしかなりません」　現在の政治を取り巻く状況にも符号する。先の展望がないからしがみつく。いろんな意味でこの国は老いているとしみじみ思う。どうすれば若返れるか・・・あつｌ。「やらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件」かもしれない。自分の記憶の限りでは。
写真は上が菅市長、下が中村知事です。