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投稿日：2022-11-14 11:17:28.0
- ウクライナとロシアの和平交渉
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現在のウクライナの戦況ははウクライナ側の反転攻勢がが目立っていますがロシアがこのままずるずると後退するとは思えません。
ロシアが予想に反して劣勢に立っている理由の一つはこの戦争の大義が国民に支持されてないことでしょう。プーチン大統領がいくら戦争の意義を訴えても市民の動員が始まった時それは自分の命に代えても守るものとは感じられなかったわけです。
しかしゼレンスキー大統領のいうようにクリミア奪回まで戦いが続けばロシア国民の気持ちも今とは変わる可能性があります。
ウクライナが攻勢を進められているのは国民の国土防衛に対する士気の高さと欧米とりわけアメリカからの軍事支援の大きさによるものです。アメリカが支援を縮小すれば戦況は一変するでしょう。
つまり戦争継続のカギはアメリカが握っているわけでここでアメリカが休戦交渉の橋渡しをすべきです。
この戦争が世界にもたらしている被害は図りしれないものがありこのまま当事国の成り行きにまかせて言いわけはありません。
僕が考える停戦条件はロシアは今回進攻した地域から親ロシア派軍事勢力も含めてすべて撤退すること。その代わりウクライナは親ロシア派地域住民に対する差別、迫害をしないという約束をすること。（これは多分にロシアのメンツを立てるものでウクライナにとって負担にはならないでしょう）
ウクライナは欧米から安全保障の確約を得ることによってＮＡＴＯには加盟しないことを約束すること。
クリミヤ半島の帰属については今後の交渉課題とし棚上げする。また戦時賠償についてはロシアが破壊したインフラ部分について賠償請求権をロシアは認めること。（これは天然ガスや石油で代替してもかまわないこと）ウクライナでロシアが行った戦争犯罪については今後も調査を続けることをロシアは認めること。
ウクライナもロシアも譲歩することが大きく交渉は難航するでしょうが、ウクライナの復興に世界が援助すること、そしてなによりも戦争が終わることでウクライナの人達は納得できるのではないかと思います。
ロシアは体制の存続と停戦の見返りに経済制裁の解除が約束されれば世界からの孤立を防げることもできそのメリットは大きいはずです。
中間選挙を何とか乗り越えたバイデン大統領の出番を期待したいと思います。
投稿者
三浦 文宣
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