シリコンて本当に髪に悪いの：2016年10月24日｜美容室ティービーケー新所沢アネックス(TBK)のブログ

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投稿日：2016-10-24 19:13:20.0

シリコンて本当に髪に悪いの: みなさんはシャンプーに含まれる「シリコン」について考えたことはありますか？　
この頃、ノンシリコンシャンプーのおかげで、名前は知っている、なんて人も多いかと思いますが、ご存知でしょうか。シリコンってなんとなく髪によくない気がするけど、正直よく分からないという人の方が多いのではないかと思います。

今回は、シャンプーのシリコンについてご説明します。きちんと理解した上で、シャンプー選びができるといいですね！

★シャンプーに入ってるシリコンってなに？
簡単にいいますと、シリコンは頭皮を外的刺激や汚れから守り、髪の毛を包み込んで手触りを良くしてくれるものです。
しかし、それが頭皮に残ったり、髪に残ったりしてしまうと、頭皮の炎症や抜け毛などの原因になるともいわれています。
日本のシリコンはとても優秀だと思います。実際に生理活性、が低いため、ヒトを含む生体への毒性が小さい、といわれています。
ノンシリコンシャンプーが爆発的にヒットしたため、シリコンは髪に悪いものだと感じている人は多いと思いますが、一概にシリコンは髪に悪いものだとはいえないのです。
生理活性……簡単にいうと「化学物質が人に対して作用する」という意味だそうです。
★シリコンよりも界面活性剤が?
シリコンは基本的に害はありません。
ではなぜ悪いとされているのか？　それはシリコンとともに配合されるようになった、安価で洗剤力の強い「界面活性剤」が原因だと言われています。
一般市場に出ているシャンプーに配合されている界面活性剤の多くは、「家庭用食器洗剤の洗浄成分を薄めたような界面活性剤が使用されている」なんて事も。
シャンプー選びで大切なのはシリコンの有無よりも、この界面活性剤がポイントです。
しかし、想像してみてください。家庭用食器洗剤を薄めたようなシャンプーでしっかり洗って、頭皮に刺激やダメージをあたえてしまい、その上から超コーティング力のあるシリコンがかぶさる……この繰り返しが毎日頭皮や髪の毛でおこっているのです。
シャンプーをしっかりやり過ぎてる上にトリートメントは残してしまっているというのは、悪循環だと感じませんか。
ただ洗剤力の強い成分で洗って、何も保護されていないという状態になるのです。ノンシリコンがいい、というわけでもなさそうですね。
美容師さんに相談しましょ！