インナーカラーやダブルカラーの失敗するワケ：2021年5月26日｜ヘアサロンウエーブ流山店のブログ

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投稿日：2021-05-26 20:09:51.0

インナーカラーやダブルカラーの失敗するワケ: ■ベースの色とインナーカラーやオンカラーの色だし
ダブルカラーもインナーカラーもブリーチが決めてで、
しっかり均一に塗布することと、オンカラーを根元からしっかり、
ムラのない染料を塗布することで、すこしでも染料の量が甘いと色が入らず、

ブリーチの金髪の色が出て、ベースと発色した色が混ざってムラになります。

【ダブルカラーの色出し】
ダブルカラーの場合はブリーチを行い単色で毛染めを行いますが、
ブリーチの部位をオーバセクションカラー(髪の上部に色を出す)や、
インナー(髪の内側)にいれる、応用性のあるカラーがトレンドです。

ベーシックな場合は均一にブリーチで削り、オンカラーをムラなく発色させることで、
色の表現力も増しますが、いまはそれだけでは満足できない人も多く、
エアタッチ(ドライヤーで毛束を吹き飛ばす)など、オンカラーだけでなく2色～3色使います。

(ダブルカラーの失敗例)
単純なブリーチの削りが甘い場合や、オンカラーの色のハケの塗布にムラがあった場合など、
人的な技術ミスが原因。染料のミックスのバランスのミス、明度や彩度により、
ブリーチ後の色だしは、色彩学などのヘアカラーの知識や経験が大切です。

明度の高さから低い明度に下げることで、色の発色も変わってきます。
例えばピンクなど暖色系は低い5-6明度が鮮やかに、
イエローやナチュラルブラウンは、高い明度に色が発色します。

(インナーカラーの失敗例)
インナーカラーの一番多い失敗例は、ブリーチが削れていない場合で、
髪が太く硬い人は、オレンジ味が髪に残ってしまい、寒色系の色(ブルー・ベージュー・グリーン)など、
透明感かつ色味が出てこない、メラニンに残るオレンジ味の残留によって、

色が混ざり見た目に色も出てこない場合。明度は19レベルまで削ることがポイントです。
ベースカラーとインナーカラーの相性の場合は、例えば暖色ベースには暖色が合う。
ピンクベースには同系色のオレンジやパープルなど、

暖色には寒色の色は似合わない色が多く、
ピンクベースにマット系は合わない。全ての寒色の色があわないことはありませんが、
暖色には暖色が色の相性は良い。

寒色は寒色同士でも、暖色でも相性良い色であればマッチします。
ダブルカラーもインナーカラーも失敗する"ワケ"がある。