縮毛矯正の２液の話。：2024年2月12日｜もりやのぼるの店美容室のブログ

もりやのぼるの店

モリヤノボルノミセ

スマート支払いOK

スマート支払いの詳細を見る

北海道旭川市大町２条４‐２１‐１５
旭川駅から車で15分

もりやのぼるの店美容室のブログ

ビューティー

投稿日：2024-02-12 15:48:34.0

縮毛矯正の２液の話。: 縮毛矯正の施術工程の中には、薬剤をつけるタイミングが最低でも2回はあります。

これは絶対的なもので、例外はありません。

酸性ストレートだから必要ないとかもないです。

もし1回しか薬剤をつけるタイミングがなく、縮毛矯正やストレートパーマを謳っているものは、全く別物である可能性が高いです。

酸熱トリートメントとかね。

この2つの薬剤はそれぞれ別のもので、1つ目を還元剤と言います。

これは手術でお腹を切開するイメージです。

切開して、中を弄ります。

縮毛矯正の場合は、髪内部の結合を還元して切断することを言います。

これにより髪の形を自由に変える事ができます。

そして切断したものに栄養を与えたり手を加えるのが、中間処理であったりアイロンの熱入れ。

そして、最後に切開したお腹を縫う工程が、縮毛矯正でいう酸化処理で、還元して切断した結合を酸化反応で再結合することをいいます。

切開しておいて縫合しない手術なんて存在しないくらい、当たり前に必要な工程なわけですが、縮毛矯正やパーマを受けた際に、美容師さんにこんなことを言われたことはないでしょうか？

今日は頭を洗わないでください。

これ、絶対言われませんか？

または、洗ってはいけない。そう思っている人もいると思います。

これにはしっかりと理由があり、最後につける酸化処理において、全ての結合を再結合させているわけではありません。

参加しきれなかった結合は、大気中の酸素に反応して徐々に再結合されます。

それに要する時間は最大72時間。

故に、施術直後に洗ってしまうと、形が崩れやすいので洗わないでください。と言われるわけです。

しかし、当サロンで行う縮毛矯正は、当日から縛っても洗っても形が崩れにくい仕様になっております。

特殊な酸化処理工程により、酸化エラーを起こさない事が可能となっていますが、それだけでなく、酸化エラーを抑えるということは、不安定な未結合の部分が限りなく少なくなるので、後日質感が劣化するのを最小限に止める事ができます。

つまり、綺麗な状態が維持しやすくなるのが最大のメリットです。

妥協せず、細かいことでも最大限に拘ることで、同じ施術でもそのクオリティは変わってきます。

縮毛矯正に限らず、カット、カラー、パーマ、トリートメントに至るまで、同じ技術でも変わってきます。