タンパク質変性ってなんぞや。：2018年6月6日｜ディーバクレヴィア(Diva crevia)のブログ

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投稿日：2018-06-06 14:35:42.0

タンパク質変性ってなんぞや。: 髪の毛は何からできているか知っていますか？

髪の毛の８０～９０％はタンパク質からできています。
他は水分やメラニン、微量の脂質やその他もろもろ。

このタンパク質、高温に長く接したり、特定の成分に触れるとタンパク質の構造が変わってしまいます。これをタンパク質変性と言います。
一度変性してしまった髪は絶対に元には戻りません。

↓変性する原因の一つ目。
熱！
ドライヤーで乾かす時は70度前後で、アイロンやコテは150度を超えると熱変性が起こってきます。
使うときはささっとコテやアイロンを通していくことが重要です。

↓変性する原因の二つ目。
石油系界面活性剤！
シャンプーなど洗浄するものに含まれる界面活性剤。
その中でも特に注意が必要なのは石油系の界面活性剤です。

ラウリル硫酸ナトリウム
ラウレス硫酸ナトリウム

代表的な成分はこの二つ。
刺激が強いだけではなく毒性もあります。

■ラウリル硫酸ナトリウム
洗浄力がとても強いのでシャンプーや台所用洗剤にもよく使われています。
でも皮膚が必要としている大切な油分や皮脂も取ってしまうことになるので、乾燥しフケやかゆみの原因にもなります。
常在菌という大切な菌も取ってしまうので抜け毛にもなります。
このラウレス硫酸Na、何でこんなに世の中に出回っているかというと、とても安価なので販売値をすごく安くできるんです。

そして更にと～ても怖いのは分子量が小さいから皮膚の中に吸収されちゃうということ。
こんな怖い成分が体の中に入っちゃうなんて怖い…。

次に、

■ラウレス硫酸ナトリウム
これは上で紹介したラウリル硫酸ナトリウムを少し緩和したものです。
こちらもシャンプーによく使われています。
分子量がラウリル硫酸ナトリウムに比べ大きいので皮膚に吸収されることはありませんが、ラウリル硫酸ナトリウムと同様、洗浄力がとても強く安かな成分です。
洗浄力が強いと髪がきしむ原因にもなりますので（油分を取りすぎるから）それを防ぐために、シリコンを入れたりします。
こういった洗浄力が高いものは頭皮にトラブルのある方は絶対に避けたほうがいいです。

家でのケアは毎日のことなので、なるべく髪や地肌に優しいものを使ってあげてくださいね。

みなさまが楽しくステキな髪を楽しんでもらえますように。