小店覚エ書キ帖 104 (下)Classic BOB Cutノススメ：2014年12月7日｜サロン(SALON)のブログ

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投稿日：2014-12-07 00:13:23.0

小店覚エ書キ帖 104 (下)Classic BOB Cutノススメ: 一番最初の今テーマでも触れた「Bobを仮にオススメしても皆様が敬遠される理由」について考察してみようと思います。

▼「以前やってみたけど、髪クセがあって、髪がいっぱいハネて、纏まらなくて大変だった」
→これは単純に技術者が下手！だった、かと推測されます。クセ毛でも纏めれる、というか、クセを見極めながら(Bobに限らずです全てですが)、仕上がりを見立てカットします。見極・見立のセンス、技術のセンスが、プレーンでスタンダードだからこそ求められます。

▼「昭和、というか古くさくなる」
→上記と同様ですが、技術者の仕立のセンスがわるい。イメージして下さい、それこそ昭和の時代の女子男子を。皆、おかっぱに坊主、、。では当時、みんながみんな、スタイリッシュなオカッパ(Bob)でスタイリッシュな坊主カットだったでしょうか？シンプルでプレーンなものこそ、技術者の腕とセンスが際立ちます。余談ですが、世界的fashion(流行という意で)雑誌「VOGUE」の編集長、アナ・ウィンター、あれだけ流行を追っかける(というか代表メディアとして勝手に作ってる)側の最先端の方。頭髪は14歳から50年近くずっとBob Cutです。不思議ながら流行を追っかける(勝手に作る)側ながらも髪だけはClassic Styleなのです。きっと、流行を追っかけながらも、髪型だけは「普遍性ある美しさ」を解っているのかな、とも思います(真意は不明ですが。若しかしたら多忙な中の、スタイリングの楽さもあるかもです)。雑誌自体も彼女の性格(雰囲気＆風評から)も苦手ではありますが、エッジあるモード(個人的にはシュミじゃないですが)を追いかける編集チョーが14歳から60過ぎてもずっと続けているその訳、いろいろありそうです。

※補足)技術≠センス。以前書いた様に理髪師さんでも半端な美容師さんより技術が圧倒的に上な方がいます。只、仕上・仕立のセンスはまた別の話なのです。Old≠Classic、腕利き技術者にかかれば古くさくならないです。古くならないからこそClassicな訳です。

▼「やってみたいけど、、はずかしい！」→誰も見てません、興味ありません。やってみたければ挑戦してみれば良い訳です。それで周りの評価では無く、最終ご自身で判断すれば一番良いと思います。

「御興味ある方、スタイルに迷われている方Bobは如何ですか、整髪も超ラク＆超立体仕上げ」如何でしょうか？

※画像はBobをアシンメトリ仕立です。