小店覚ヱ書キ帖 156 ステマ広告の出稿営業があった話：2016年1月20日｜サロン(SALON)のブログ

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投稿日：2016-01-20 16:43:08.0

小店覚ヱ書キ帖 156 ステマ広告の出稿営業があった話: ステマってご存知でしょうか？日本人ってすぐ略したがるのか、ステルスマーケティグのことです。

要は問題や法規制的観点、もっと根源的に云えば倫理的問題が有る訳ですね。

え～、イントロが長くなっちゃいまして本題ですが、昨年の初秋頃にですが、件名の事で以下の様な内容の電話がありました。

「貴店をウェブで見つけて素敵だなぁと思いまして是非全国紙に掲載のお誘いをと思いまして」ですって。正直、一聞「ん？取材？？」と思った純粋無垢な自分がいました。

要はある全国雑誌の取材的な感じで電話があったかな、と思えば、単なる「広告営業(しかも高額)」。しかも私の様な純粋無垢な田舎者の足下みた様な営業です(その広告営業会社の名誉の為に云えば、営業は至極丁寧でした)。事実は「埋めなきゃいけない枠(しかも広告)が埋まってないんでウチみたいな僻地の店に、営業かけてるのが実際」だと思います。なにが「読者の有益な情報の為」なんだっていう、、。

純粋無垢な人や、はたまた潤沢な予算を余らせているのでカンカンムーサ王の様なオーナーは自己満足&見栄も兼ねて出稿出来るのでしょうが、、。

それ倫理的にどうなの？とおもったことが、「全国紙に載りましたよ！(取材のニュアンスで)、と既に御来店してる御客様や新規開拓での御客様へのPRということで営業、広告ツールになる訳です」と云う訳ですね。

いやいやそれって「取材でとりあげられたのでは無く、お金をガンバって払って御客様に嘘をつく為の見栄と自己満足を買う」っていうのが実態じゃないでしょうか？

肝心なのがその取材もとい自腹広告ページに、「広告」の２文字の記載が入っているのかが重要です。記載があれば心は純粋無垢でも「目の良い読者」は「取材でなくて広告だ」と解りますので。

媒体名をあげると現在発売中(きっと)の宝○社のINR○DとGR○Wって雑誌です。正直、ステマ的営業がある迄はこの雑誌の事、存じませんでしたが。

まぁ実際の処「掲載は問題ない」にしても、その後の出稿側が「全国雑誌に載りました！取材されました！的な使い方は完全にアウト！」と個人的には思っております(法的にはいざ知らず、倫理と良心に基づけば)。立ち読みされた方、持ってる方はその「載り方」の感想を是非教えて下さい。

皆様も上記の様なことには御気を付け下さい。美容業界とマスゴミは「ほぼ紛い物」が前提です。