小店覚ヱ書キ帖 177 桜：2016年4月3日｜サロン(SALON)のブログ

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投稿日：2016-04-03 17:35:27.0

小店覚ヱ書キ帖 177 桜: 桜も各地で開花しているようですが、これからのタイミングで、この週末の雨、、。入口側の陽光桜は早くも散りました。

裏山の山桜なぞ、例年すら咲いている時間が、たたでさえ短いのですが、今年は満開になったとおもえば二日も経たず、雨風で葉桜になりつつあり、散ってきております。

ご近所さまの桜の大木と小店庭の小さな桜がほぼ満開ですが、来週も処々、雨とかで、来週末までは持たないかもしれません。

横の畑は菜の花に、水仙、大根の花に、名前も解らない雑草の花まで色とりどり咲き誇って競艶しております。店にずっといすぎると店周辺以外のことは気付きにくい部分がかなりありますが、周辺の裏山や畑、庭から少しずつ、時に圧倒云う間の季節の移ろいを感じます。

春の夜は、何故か日本酒が嘗めたくなります(勿論料理と共に)。空気感や温度感がそうさせるのでしょうか。
<関鯵たたきと地酒>
関物は外で食べてもボラれる上 ~ex県アンテナショップはじめ地元の殆どの店でも~ ケチなショボい量&ときに鮮度や処理も×だったりします。鮮度売り系の関鯵鯖ですので、鮮度は勿論&それの扱いと調理処理がダメならダメだと思います(調理処理といっても当り前なことばかりなのですが)。大分は食材が色々ありますが、料理人がほぼ不在です。関物ってだけで「有り難がるのは愚」かと。魚屋と付き合いを重ねて、自炊したほうが質も量も愉しめます。頭やアラは潮汁で最ッ高に品の良い味わいが出ます、酒の〆に最高。

さてそんなこんな梅が咲き出した季節より、量は呑めないなりに県外物を中心それなりの種類を色々とを愉ませてもらっていたりします。仕事が早く終わった時はいくつかの料理と合わせて数合程愉しむのも佳いですが、仕事が遅くなった時はもっと簡易に、芹、三つ葉、春菊にお浸しなぞと、仕事終わりに軽く頂くのもまた佳しです。

個人的な話ばかりですが、今年は、花見が桜の状況、時間的、天候で厳しいかも知れません。

<庭の桜と山桜>
「わが庭の竹のはやしの浅けれど　降る雨みれば春は来にけり」若山牧水

釵侖堂敬白

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