縮毛矯正なんて伸びれば全て一緒？：2018年8月22日｜エムジェイ (MJ)のブログ

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投稿日：2018-08-22 19:17:42.0

縮毛矯正なんて伸びれば全て一緒？: こんにちは。
MJの柴田です。
デジタルパーマ問題に続き、、パーマシリーズとして僕が皆さんに伝えたいのが
『縮毛矯正なんて伸びれば一緒じゃないか』という他店の美容師さんが発した発言。
縮毛矯正のみならず全ての技術にこだわってるMJからしたら

『けしからん。』

の、一言です。

そもそも、そんな簡単に伸ばせる＝髪に極度の負担をかけています。
（なぜならアイロンで物理的に伸ばしているのではなく薬剤で化学的に伸ばしているから。）

「そんなのは縮毛矯正だからしょうがないじゃん。」

お客さんのみならず、美容師さんからもそんな声が聞こえてきそうです。

はっきりと言いましょう。

全然、違います。

ここには薬剤のケミカル的な要素～技術的な要素まで全て含まれます。

薬剤の話しは、美容師さんでも分かる人と分からない人が出てくるぐらいの基礎理論から話していかないといけないので省略したいと思います。

簡単に凄く分かりやすく言うとMJの５年程前と比べると薬剤パワーだけでも半分以下になりました！！更にいうと薬剤パワーを髪質、クセの強さ、髪の強度によって細かく塗り分けています。

パーマの話しでも書きましたが襟足と、こめかみでは毛の細さが全然違います。
ここに同じ薬を同じ量、乗せるとどうなるか？
こめかみの細い毛達は悲鳴をあげるでしょう。。。
クセの強さも場所によって全然違います。
それに応じて薬剤を調整する。

お客さん一人一人に合わせるなんていうのは当たり前であって、一人のお客さんの中でも髪の毛のエイジングや紫外線ダメージにより状態は異なります。
それを正確に判断して、施術していく。

その事が分かるのがこのビフォーアフターの写真。

ブリーチ毛のある毛に対しての縮毛矯正。
ブリーチ毛はダメージが大きいため一歩、間違えれば毛は溶けます。
そうならない為に、毛先部分毛先付近、根元のクセの強い部分、全て薬剤を変えていきます。

薬剤の進化はメーカーさんの努力の賜物ですがそれを扱う我々、美容師側の知識や技術力によって生かされることも殺されることも充分にあるんです。

と、書いていたら全く薬剤の話しを省略できなくなりそうなので、、
今日はこの辺りで、、、、。

次回、技術面でのこだわりを書ければな…と、思います。