縮毛矯正なんて伸びれば全て一緒？？～続編～：2018年8月24日｜エムジェイ (MJ)のブログ

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投稿日：2018-08-24 13:30:22.0

縮毛矯正なんて伸びれば全て一緒？？～続編～: MJ柴田です。

先日の続きの技術編に入る前に、、記事で薬剤を５年前の半分以下と書いたんですが
５年前がメチャメチャ強い薬剤を使っていたかというと、マニアックな薬剤を髪の内部構造に合わせて成分をMIXしながら使うという処方箋のような使い方をしていました。

そこよりも、、更に！ダメージレス！
『そんなに薬剤のパワーを落としたらキレイに伸びないんじゃないの？』
なんて、疑いの声が聞こえてきそうですが、、、

上の画像の通り綺麗に伸びます。
逆に、いままで綺麗に伸ばせなかった方まで伸ばせるようになってきました。

今回はその秘密を技術編という事で書きたいと思います！

前回、書かせて頂いた通り
『簡単に伸びる＝アイロンで物理的に伸ばしているのではなく薬剤で化学的に伸ばしているから。』に全てが集約されています。

つまり、いかに薬剤のダメージを最小限に抑えてアイロンの熱でクセを伸ばすか。
これが出来ればローダメージかつキレイなストレートパーマがかけれるという訳です。

まずは、いかにダメージを抑えるかですが、、
最小限の薬剤のパワーで髪の毛に還元という髪の内部の結合を切る化学反応をおこさせます。
まずここから従来とは異なります。
以前は、軟化といって髪が「くったり」と元気が無くなってしまうまで薬剤を反応させてましたが現在は軟化はさせず還元だけさせます。
その為に薬剤の塗りはじめと塗り終わりのタイムラグを減らします。
全体を均一に還元させるためです。

次に薬剤を洗い流してから乾かす前の行程、、
ここで保水させる為のトリートメント剤ではなく疎水させて髪の中の水分を抜くトリートメントをしていきます。

最後に乾かしてからいざアイロン！！
と、なるのですが…
（このドライと先程の疎水に髪の毛を持って行く行程、、これ大事です！！ダメージ具合にかなり大きな影響を与えます。）
ここでアイロンで物理的に伸ばす本領発揮です。
乾かした時点ではクセはグルグルのまま、、、、
施術してる本人も「やっちまったかな、、、伸びるかなコレ。」っていうぐらい薬剤でクセは全くとれていない状態。

こっから、しっかり適度にテンションをかけて伸ばした髪の毛に対して、熱をしっかりと当てていく。

非常に当たり前のことに聞こえるのですが、実はこれができてない事は多々あります。