インディゴをブレンドした場合の置き時間には要注意！：2021年2月15日｜ヘナファクトリー十条店のブログ

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投稿日：2021-02-15 01:23:08.0

インディゴをブレンドした場合の置き時間には要注意！: ヘナはローソニア・アルバと呼ばれる赤色色素しか持たない為、他の色味を表現する場合は、別の植物を加える必要があります。

そのブレンドする際に最も用いられる事の多いインディゴは、ヘナの赤色色素(オレンジ色)の反対色(藍色)を持ち、混ぜ合わせる事で柔らかみのある自然な黒さを表現する事が出来ます。

インディゴは南インド原産の豆科の植物でナンバンアイとも呼ばれ、様々な染料として用いられてきた他、ミイラを包む際の帯やアーユルヴェーダにおいては髪を生やす薬草としても紹介される等、ヘナと並び人々の生活に密着してきた歴史のあるハーブのひとつです。

日本においても、その鮮やかな青い染め上がりと得られる抗菌効果、消臭効果から、風呂敷等の染料として古来より親しまれてきました。

髪や頭皮に対しても同様に、清潔さを保つ効果を発揮してくれますが、アクの強いその性質は、時に植物アレルギーを引き起こす場合もある為、扱いには注意が必要です。

インディゴは、ヘナと同様に葉を乾燥させ粉末状にしたものを、水で溶いてペースト状にして使用します。

その際、分解されてグルコースとインドキシルに分かれ、後者がゆっくりと酸化する事で青みを帯びてくるという発色のメカニズムなのですが、1度、加水分解してしまうと時間の経過と共に不水溶性のインディゴに変化してしまい、染色としては使用出来ず、且つその成分が人によっては痒みの原因物質として反応してしまいます。

当サロンで扱っておりますインディゴは、色素量が豊富な最高品質のものであるが故、その痒みの原因物質をより多く作り出してしまう恐れがあります。

ですから、塗布後の置き時間をご自身で自由に設定出来るお帰りヘナをご利用の際は、特にご注意下さい。

痒みを感じた時は我慢をされる事なく速やかに洗い流し、症状が治まらない場合は皮膚科へ行かれる事をお勧め致します。

当サロンでは、皆様が安全に、そして楽しくヘナ染めをご利用頂けるよう、ご来店時に限らずいつでもしっかりとサポートをさせて頂いております。

お困りの事、ご不安な事、ご不明点等がありましたら、いつでも忌憚なくご連絡下さい。