コロールのヘアカラーがキレイな秘密公開☆：2016年5月20日｜コロール (COROLLE)のブログ

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投稿日：2016-05-20 22:54:07.0

コロールのヘアカラーがキレイな秘密公開☆: 美容室ではあまりお客様にご説明されない
『カラー剤』について、少しマニアックですが大事なお話なので、少しお付き合いください。

髪の毛を明るくしたり、暗くしたり、美容室で当たり前のように使われているクリーム状のこのカラー剤は『アルカリカラー』と言います。

「なぜアルカリ？」

それは、髪の等電点のｐH値は4.5～5.5の弱酸性にあり、キューティクルを開き、髪のメラニン色素を分解して脱色するためにはアルカリの力が必要だからです。髪が明るくなり、染料が入り発色しているわけで、染まる反面ダメージもあるわけです。

ここで、一つお客様が気づけそうで気づけない疑問があります。

いわゆるプリンの状態は、根元が黒くて毛先は黄色に褪色。
「根元は明るくしたいけど、毛先はトーンを落ち着かせたい。」ことって多々ありますよね？
特に紫外線が強いこの春夏の季節。

そんなご要望の時に、「毛先にアルカリは必要？」

だって、毛先は黄色くて枝毛や切れ毛なんかもあって、
すでにキューティクルは開いているし、これ以上明るくしなくてよくて、むしろ暗くしたいのに。

そう、「アルカリは必要ない。」のに、
もしかしたらその毛先に塗られているカラー剤は「アルカリカラー」かもしれません。
このブログをご覧のお客様の毛先もそう、もしかしたら。

じゃあ、もっと毛先に負担の少ないカラー剤はないのか？

あるんです『低アルカリカラー』と言われるものが

アルカリ量がアルカリカラーに比べて1/3～1/5に低減されており、低ダメージで優しく染められます。
だから、根元に塗るカラー剤はアルカリカラー、毛先に塗るカラー剤は低アルカリカラーにそういうときはしてあげた方が髪にはやさしいわけです。

しかしながら、こんなに素晴らしい『低アルカリカラー』を置いている美容室は少数派です。

理由は二つ
１　カラー剤の種類が増えるので在庫が多くなる＝コストがかかるので経営上好ましくない
２　よりプロフェッショナルなヘアカラーの知識と技術を要する＝勉強・練習・経験が必要

コロールは「大人が安心して通える」美容室をコンセプトに掲げている以上、このような理由で妥協するわけにはいきません。

小さい美容室ですがこだわりもって、アルカリカラーと低アルカリカラーだけでも合わせて数百種類。
きっと安心してヘアカラーを施術していただけるはず♪