カラーと補色の関係：2016年5月7日｜ティヒ(tihi)のブログ

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投稿日：2016-05-07 17:36:50.0

カラーと補色の関係: こんにちは☆下元です☆

美容オタクのマニアックスタイリストです☆

日本人が圧倒的に多くオーダーされる色味が『アッシュ』『ベージュ』

この二強です

日本人の髪は何重にも赤の色素が重なって黒に見えるので、逆の透明感や柔らかさのあるカラーに無意識に魅力を感じてしまうのかも知れません

そもそも『アッシュ』とは『灰色』の意味を持ちます

ただ、カラースケールで色を見ると

ブルーです。完全に

ちなみに『プラチナシルバー』と言う見るからにグレーも存在します

この違いは？「プラチナシルバーを入れた方がアッシュになるんじゃないの？」と思いがちですが、違います

最初に述べたように、日本人の黒髪は赤の色素の集合体。それが剥がれて行くとオレンジ→イエロー→ペールイエロー→ホワイト

カラーのイメージとしては絵の具に近く、髪はそのキャンバスになります

黒のキャンバスに灰色をのせても黒にしかなりません

実際にはカラー自体にブリーチ力があるので、まず赤が少し剥がれてその上に灰色をのせます

色が抜ける度合いにもよりますが、仮定として少し明るくなった髪

☆赤＋灰色＝灰色がかった赤茶 ☆オレンジ＋灰色＝灰色がかったオレンジ ☆イエロー＋灰色＝灰色がかったイエロー ☆ホワイト＋灰色＝灰色 ←ここへ来てようやく灰色になります

しかし、ブルーをのせるとホワイトまで抜かなくても灰色っぽくなります

色彩に詳しい方はすぐわかりますが、『補色』が働くからです

赤の補色は緑、オレンジの補色は青、イエローの補色は紫

補色が働くと無彩色に近づきます。つまり灰色『アッシュ』です

ただ、髪質や状態によりけりですが、より灰色に近づけようとするならば『アッシュ』単品ではものたりず、アッシュをベースとして、少し緑や灰色や紫を補色としてミックスします

そうすればより灰色に近いカラーを手にする事が出来ます

この一番オーダーの多い『アッシュ』がどうやったらブリーチ無しでもっと効率的に出せるか日夜四苦八苦してます☆

また次は明るさと色味について綴りますね☆

カラーのみのご来店も大歓迎です☆是非一度お試し下さい☆ご来店お待ちしております☆