☆ふくりび。抗がん剤投与中の爪のお悩み☆：2017年9月30日｜ロペ(rope)のブログ

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投稿日：2017-09-30 16:28:10.0

☆ふくりび。抗がん剤投与中の爪のお悩み☆: こんにちは！

陽が落ちるのも早くなり、ほんのり寒くなってきました。

秋から冬へ。。。

体調管理しっかりしないといけませんね。

さて、今回は爪のお悩み。

○抗がん剤投薬をはじめると、爪にはどんな影響がありますか？
抗がん剤の投薬期間中は「変色する」「変形する」「黒い筋が入る」「薄くなり、割れやすくなる」「凸凹になる」などが見られます。もちろん、投薬の種類、個人差はありますが、中には「爪がはがれる」「出血する」「指先に力が入らない」「痛がゆい」「じんじんする」といった症状がでてくる方も。爪を作っている細胞は分裂が盛んです。抗がん剤はそもそも細胞分裂が盛んな細胞の成長を妨げる性質を持っているため、特に爪は成長が阻害されたり、もろくなったりすることがあります。

◯爪のトラブルはどれくらいで改善しますか？
抗がん剤治療が終われば、トラブルは徐々に解消し、必ずキレイな爪が生えてきます。生え替わる時期の目安は、手の爪が投薬終了後から5～6ヶ月。足の爪が1年～1年半くらいです。

◯爪が黒く変色してきたのですが、戻りますか？
皮膚が黒ずむのと同じように、抗がん剤の副作用で爪も黒く変色する方がいます。理由は抗がん剤により皮膚の基底細胞の細胞分裂や増殖が障害されたり、爪の基底層にあるメラノサイト(メラニンを生み出す細胞)が刺激され、メラノサイトぬ活動が高まってしまうためと考えられています。新しい爪に生え替わるまで、時間はかかりますが、副作用による一時的なものです。できるだけ、クリームやオイルでの保湿を心がけ、爪の付け根を軽くマッサージするなどのケアを継続的に行ってください。

◯いつ頃からネイルサロンに行ってもいいですか？ジェルネイルは？
甘皮ケアだけなら、自宅でのマニキュアと同様、指先の痛みや腫れ、炎症や出血、「手足症候群」などぬ症状がない場合に限り、投薬中でもサロンケアができます。ジェルネイルは、指先で血中酸素飽和度を測るときなど、治療や診療の妨げになってしまうため、投薬終了後もしばらくはお休みするのがベスト。ただ、どうしてもジェルをしたい場合は、主治医に相談してみましょう。