ヘナとハーブカラーは似て非なるもの：2021年5月17日｜ヘナファクトリー与野店のブログ

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投稿日：2021-05-17 02:19:15.0

ヘナとハーブカラーは似て非なるもの: ヘナもハーブの一種ですが、世の中に出回っているハーブカラー、あるいはボタニカルカラーとは全くの別物です。

ヘナは、ミソハギ科の植物Henna(ヘンナ)の葉を乾燥して粉状にしたものにお湯を加えてペーストにした、正に植物そのものです。

植物が持つ色素にて自然なお色で髪をお染めしますから、髪や頭皮の健康を損ねる事なく、免疫力を下げるような心配もありません。

対して、ハーブカラーやボタニカルカラーは、通常のヘアカラー剤に使用されている薬剤と殆ど変わらないものに、ほんの僅かなハーブオイル等の専用オイルを混ぜ合わせた、謂わばネーミング戦略商品にすぎないのです。

ですから、髪を染める色素は植物由来のものとは全く関係なく、ジアミン等の酸化染料、化学染料になります。

当社のハーブカラーは「海外の権威あるオーガニック認定を受けているから本物」という話も耳にしますが、仮にオイルは本物であれ、基本となる染毛薬剤は同じですので、その髪を染めるメカニズム上、必ず髪は傷み頭皮への負担も避けられません。

カラーリング後に髪がツヤツヤとしていたり、モチモチ感や滑らかな手触りを感じる仕上がりであるならば、尚一層、使われている薬剤のマイナスの側面を疑って下さい。

避けられないダメージを、また別の薬剤で隠しているに過ぎない表れだからです。

化学染料の弊害は、発ガン性が認められるものや環境ホルモン作用、免疫略の低下を招く等、度々その危険性が報じられ、当サロンにもハーブカラーは安全だと盲信して使用を続けていたら、突如アレルギー症状が出るようになって辛いという相談が後を経ちません。

自分自身で情報を集められる時代となりましたので、売り手のセールストークに惑わされる事なく情報を正しく取捨選択して下さればと思います。

※ヘナの場合においても、世の中に出回っているヘナの品質には大きな幅があり、中には今回のお話しのハーブカラーのように、通常の化学染料に僅かなヘナを混ぜ合わせただけで「ヘナカラー」を謳う粗悪なものも珍しくありません。是非、慎重にお選び下さい。

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