～豆知識～シリコーンについて。。。続：2019年7月27日｜フオラヘアー中板橋店(Fuola HAIR)のブログ

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投稿日：2019-07-27 14:16:30.0

～豆知識～シリコーンについて。。。続: ★シリコーンについて(３)

シャンプーやリンスにおいて、シリコンとはズバリ、オイルです。
シリコーンオイルといって、それ自体がほとんど化学変化せず、熱や水や電気にも強い。
酸化、分解をしないなど、毒性の低さは群を抜いている。また、リンスなどに含んで髪の滑り、撥水性、皮膜形成をしてコンディショニング効果を簡単に得られる。
枝毛をくっつけるなど髪の表面をあたかも絆創膏を貼ったようにコーティングしてくれる便利で安全な成分。シャンプーしても落ちにくい強いツヤを伴ってコーティングを作る。
ただ、シリコンは疎水性のものに優先して吸着する性質があります。
疎水性とは、水になじみにくい性質の事で、例えば髪の皮(キューティクル)がそうです。
なので軽度のダメージ部、つまり枝毛などを接着するには良いのです。しかし、キューティクルが剥がれてしまうほどのダメージには髪の皮の中、バナナで言うと実の部分は親水性(しんすいせい)で、逆に水になじみやすい性質です。なので、シリコーンは付きにくい。
つまり、健康な部分にばかり付いてしまうことになります。これが重なると髪が硬くなったり、変にうねったり、髪の内部が乾燥し続ける原因に。また、カラーやパーマがかかりにくい状態になります。
シャンプーにシリコーンを入れる理由は、ツヤだしのほかに洗ってる間の指通りをよくしたりする目的があるけど、シリコーンで頭皮をガツガツこすりこむ絵を想像したらどうでしょう。
頭皮にシリコーンがくっついてもいいことなさそうですね。
よく安いシャンプーでサラサラになるとか、何とかっていうエキスでシルクのような手触りとか宣伝してますが、ほとんどがこのシリコーンの手触り・ツヤなんです。
また、プロユース品とパブリック品の違いとしては、パブリック品の場合はこれからのシリコーンを高配合することによって感触を出しているのに対して、プロユース品では特長成分で効果を出し、感触調整としてこれらのシリコーンを使用している点が違います。