理想の縮毛矯正とは？：2018年5月22日｜ウミヘアデザイン(UMI HAIR DESIGN)のブログ

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投稿日：2018-05-22 19:32:33.0

理想の縮毛矯正とは？: こんにちは、UMI HAIR DESIGNの伊藤です。
最近湿気がだいぶ出てきており、縮毛矯正のご予約を多くいただいております。
そんな中理想の縮毛矯正とはどんなものだろう、僕が考えるそんなことを書いて行きたいと思います。

率直に言うとダメージがなく、元からクセがなかったような自然でツヤのある仕上がり、これが理想の縮毛矯正だと考えております。
ただ現時点の化学ではダメージを全く０で縮毛矯正をすることはできません。
でもそのダメージを限りなく抑えることはやり方によっては可能になっており、逆に言うとやり方が悪いと多くのダメージを出してしまいます。

ではどうしたら一番ダメージが少ないのか？
それはまず髪質を的確に見極めてそのクセが伸びるギリギリの強さのできる限り弱い薬を使って、薬剤の力をナノスチームと言う機械で補っていきます。従来の場合は赤外線で加温することで薬のアルカリの作用を活性化して、髪のキューティクルを薬の力で開いて中に入れていたのですが、この方法だと髪に負担がかかってしまいます。そこでナノスチームと言う機械を使うことで、水の力でキューティクルを開き、薬を無理なく聞かせていきます。そうすることで薬自体で無理やり開く必要がなくなるので、一段弱い薬でもまっすぐにできます。＝ダメージも一段少ないと言うことです。

アイロンで伸ばす際も温度管理を髪質ごとに変えて、徹底的に管理していきます。
温度も高くすれば伸びると思いがちなのですが、高くすればするほど髪に硬さ
が出てしまいます。

髪質によって具体的にはどのように施述方法を変えてるかと言いますと、色々な要素を考慮するのですが、一番重要なことはクセの種類を見極めることです。
クセには大きく分けると水素結合優勢、シスチン結合優勢と２つに分かれます。
水素結合優勢は濡れてる時より乾くと広がる、シスチン結合優勢は濡れてても乾いててもクセの出方に大きく変化がないクセです。
それにより薬の化学的パワーとアイロンの物理的パワーの割合を決めていきます。
そのバランスがハマるとダメージが少なく、やわらかい質感の仕上がりになります。

だいぶマニアックな話になってきてしまったのですが、縮毛矯正は状態を見極めて最善のチョイスをしていくことが本当に勝負を分けていきます。クセでお困りの方、お気軽にご相談くださいね。