ブリーチ後のカラーが成功しにくい理由とは！その２：2022年4月29日｜髪質改善専門店アミーベルエクラ(AMI a BELLE Eclat)のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-04-29 10:48:22.0

ブリーチ後のカラーが成功しにくい理由とは！その２: 前回のつづきです。

2.　ブリーチ後の髪の毛にカラーが入りにくいのはなぜ？

では、ブリーチ毛に色が入りにくいのはなぜなのか、考えていきましょう。
これも複数の要因が絡んでくるとは思いますが、代表的なものを以下に書きますね。
・ダメージが大きすぎた
・カラーの薬剤の選定が間違っていた
・トリートメントなどの残留成分があった
などが挙げられます。
（パーマ・縮毛矯正・サロントリートメントの弊害については、今日は省きます）

3.　ブリーチによるダメージが大きすぎた

髪の毛というのはダメージしすぎると色が入らなくなります。
これは髪が「ポーラス毛」という、中身のないスカスカの状態になっているからです。

ダメージを繰り返し、キューティクルが剥がされ色素が安定して入らなくなった髪の毛の状態です。
こうなるとどんな色を入れても染まりづらく、一時的に入ったように見えても、
シャンプーして乾かすとほとんど色素が残っていないということさえあります。
イメージとしては穴がたくさん空いたチーズのような感じです。
大きな穴がたくさん空いていると、たとえたっぷりカラー剤を使ったとしても
すぐに抜けてしまいそうなのが想像しやすいですよね？

あとは、ブリーチの効き具合に、どうしても差異が出てきますので、
そのあとにのせるカラーも、入り方が箇所によって異なってきます。

ブリーチ後のカラーが、色ムラになりやすいのもこのためですね。

4.　カラーの薬剤の選定が間違っていた

髪の状態に合ったカラー剤を適切に選べていないと染まりません。

たとえばブリーチが1回なら、もちろん髪質にもよりますが、抜ける色に限界があり、
明るい黄色まで届かず、オレンジの明るめくらいに留まると思います。
そうなると「オレンジベース」に色を入れていくことになるので
寒色系の色にしようとしても、オレンジが邪魔をして、思い通りに発色しないことがあります。
ブリーチ後の抜けた状態を正しく診断した上で、カラー剤の選定を適切に行わなければなりません。

2回以上ブリーチをして明るく抜けた場合も同じです。
たとえば黄色い色が残っている場合、ブルーを入れた場合、黄緑に発色することがあります。
髪が濡れている時と乾いた時でもまた見え方が違いますので、慎重に色調合をしていく必要があります。

つづきはまた次回お伝えさせていただきますね。