映画　２０１３年版「キョンシー」：2019年3月11日｜コサパチャ(CoSaPaCha)のブログ

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投稿日：2019-03-11 03:46:49.0

映画　２０１３年版「キョンシー」: 　キョンシーと言えば「霊幻道士」です！って若い人は知らないでしょうね？
　４０代から上の人は知ってると思います。
　公開されたときはブームにもなりましたもんね！
　後には可愛い少女を主役にした連ドラも放送されてました。
　中国版ゾンビが、おでこにお札を貼って、両腕を前に伸ばして、ぴょんぴょん跳ねるのがコミカルで、
　小学生なんかは、よく真似て遊んでましたね～。
　１９８５年版は、ハリウッドの「ゾンビ」人気に乗っかって制作されました。
　香港映画らしくコメディとカンフーアクションを合わせた内容で、
　「ゾンビ」に影響されたとは思えない、ホラー要素の全く無い映画でした。

　それが２０１３年版「キョンシー」は、しっかりホラーになってます！！
　それもそのはずで、あの「呪怨」シリーズの清水崇がプロデュースしているんです！
　監督もミュージシャン出身らしく、変に説明臭くなくスタイリッシュでキレイな映像です。
　香港映画ですから～もちろんカンフーシーンもあり、いまどきらしくCGを使って迫力満点です。
　「霊幻道士」をオマージュしているみたいで、主人公は「霊幻道士」で若き道士役で出演していたチン・シュホウさんがつとめています。
　ストーリーは、チン・シュホウが本人役で落ちぶれた役者に扮しています。
　住人が減って廃屋のようになった、寂れた高層マンションに、名声も家族も失った落ち目の俳優が越してくるところから始まります。
　そのマンションには闇を抱えた住人がいたり、一家惨殺のあった部屋があったりと不気味な雰囲気が漂っていました。
　ある日、マンションの一室に住んでいる老夫婦のお爺さんが、階段で足を滑らせ運悪く死んでしまいます。
　お爺さんの亡くなったことを受け入れられない奥さんは、風水士に頼んでお爺さんを生き返らせようとして・・・・・・
　結末には、どんでん返しが待っていて、切ないラストへと結ばれていきます。
　全体にベタと言えばベタなんですが、僕的には好きなラストでした。

　最近の香港映画は秀逸で良いモノも多いので、オススメです！！