髪の疎水性・親水性とは？：2024年4月5日｜ショーアンドジェリックサロンアカデミー(sho&jeric salon academy)のブログ

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ショーアンドジェリック　サロン　アカデミー

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ビューティー

投稿日：2024-04-05 08:39:25.0

髪の疎水性・親水性とは？: Sho and Jeric Salonの店長、工藤です！

今回は、髪の「疎水性」と「親水性」という二つの重要な特性についてお話しします。時々、トリートメントの説明の中で見たことがあるワードかと思います。

まず、「疎水性」とは水をはじく性質のことを指します。髪の主成分であるケラチンは、その構造上、自然と疎水性を帯びています。

これは、髪が水分を過剰に吸収することを防ぎ、内部のタンパク質を保護する役割を果たしています。

しかし、この疎水性が高すぎると、髪は必要な水分を十分に吸収できず、乾燥してしまう可能性があります。
一方で、「親水性」とは水と親和性がある、つまり水を引きつけやすい性質を指します。

ブリーチをしていたり、昔ながらの縮毛矯正をしている部分が乾きにくい経験をされた方もいらっしゃるかと思います。

ケラチンは脂なので、ダメージによって流れてしまったケラチン（脂）によって、髪の毛が水を異常に吸収しやすくなっている状態です。

過度な親水性は髪が水分を過剰に吸収し、膨張してしまう原因となり、結果としてキューティクルがダメージを受けやすくなります。

しかし、適度な親水性は髪に潤いを与え、柔軟性とツヤを保ちます。

理想的な髪の状態は、この疎水性と親水性のバランスが適切に保たれている状態です。髪の表面は適度な疎水性を持ちつつ、内部には十分な水分が保持されている必要があります。

このバランスを保つためには、正しいヘアケアが欠かせません。

具体的には、ヘアケア製品を選ぶ際には、自分の髪質に合ったものを選ぶことが大切です。

例えば、乾燥した髪には水分を補給し、保持する成分を含んだ製品を、

油っぽい髪には過剰な油分を取り除きながらも必要な水分を保つ製品を選ぶべきです。また、洗髪の際には、温水で優しく洗い、強い摩擦を避けることも重要です。

髪の疎水性と親水性を理解し、自分の髪に合ったケアを行うことで、健康で美しい髪を保つことができます。日々のケアを見直し、髪本来の美しさを引き出しましょう。

トリートメントは、主に親水性に片寄った髪を、どうやって疎水性に持って行くかが重要とされています。