【ヘアケア】お客様の髪をダメージから守る取り組み：2021年6月14日｜シザーズ(SCISSORS)のブログ

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ビューティー

投稿日：2021-06-14 09:17:59.0

【ヘアケア】お客様の髪をダメージから守る取り組み: 皆さんこんにちは。
いつも理容室scissorsのブログをご覧くださり、ありがとうございます。スタイリストの星野です。

今日はscissorsで行っているひと手間といいますか、お客様の大切な髪の毛をダメージから守る為の取り組みの一つをご紹介させていただきます。主にパーマやカラーをする際に行なっている事なんですけど、皆さんもご存知の通り、カラーやパーマの施術は髪の毛のダメージも伴うリスクがあります。そのダメージの主な原因は各薬剤に含まれているアルカリ剤と呼ばれるものです。

このアルカリ剤、いろんな種類がありますが普通髪の毛はキューティクルという鱗のような角質の皮で覆われていて内部のタンパク質や脂質、水分といったのを外に漏れない様に守っています。とても硬くて脆い性質。カラーやパーマのお薬を髪の毛の内部に浸透させる為には壁となるものです。この壁となるキューティクルを柔らかくして膨らませ、薬剤の浸透を助ける成分がアルカリ剤です。必要悪なんですね。しかし、このアルカリ剤は髪の毛の内部の大切な成分を溶かして外に流してしまう厄介な存在でもあります。

みなさんチーズを思い浮かべてください。チーズはそのままだと柔らかくて弾力があり艶々ですよね？？でも火を加えて加熱していくとドロドロに溶けて水分等が蒸発していきます。その後に冷えるとどうなるでしょうか？カチカチに固まって砕けやすくなりますよね？髪の毛もアルカリ剤によって同じような現象が起きるんです。髪の毛にとって必要な成分が溶かされ流れ出てしまい、その状態で乾くと硬くてバサバサになるんです。これが主なアルカリ剤によるダメージです。

こうならない為にscissorsでは、カラーやパーマの施術で失われてしまう脂質やタンパク質といった成分を補う工程を組み込んでいます。カラー剤に混ぜたり、事前にお薬を塗布したり、箇所箇所で必要な成分を補いながら施術する事で、毛髪タンパク質の劣化を防ぎ失われた成分を維持します。そうする事でアルカリ剤によるダメージを抑制してお客様の髪の毛を守ります。デザインだけではなく、ヘアケアの観点からもお客様に安心して施術を受けて頂ける体制を今後も続けていきます。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。