【赤は危険】頭皮トラブルの対処法：2021年7月12日｜シザーズ(SCISSORS)のブログ

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ビューティー

投稿日：2021-07-12 07:24:52.0

【赤は危険】頭皮トラブルの対処法: 皆さんこんにちは。
いつも理容室scissorsのブログをご覧下さり、ありがとうございます。スタイリストの星野です。

今日は頭皮のセルフチェックとトラブルの対処法について、お話しします。頭皮の健康状態は頭皮の色によって判断をすることができます。健康な頭皮の色は青白い色をしていますが、赤色になってきたら注意が必要です。

では、そもそも頭皮が赤色になる主な原因とはなんなのでしょう？

シャンプーの流しが不十分、トリートメントを残し気味に流している、シャンプーやトリートメントの流しを一つの方向だけでしている。頭皮の赤色(炎症)は残留した脂が原因となって起きることが多いのです。

健康的な頭髪を求めて使ったシャンプー剤やトリートメント剤の流し残しが頭皮トラブルの原因となっている可能性が非常に高いと考えられます。

頭皮(毛穴)に脂がたまるとアクネ菌と呼ばれている常在菌が繁殖し炎症を起こすのですが、このアクネ菌と同じような性質を持つマラセチア菌と呼ばれる常在菌が頭皮には存在します。
シャンプー剤やトリートメント剤をしっかりと流さないと常在菌のバランスが乱れ皮膚炎を起こしてしまいます。

さらに、油脂は紫外線や酸素に触れることにより酸化が促進され、刺激物質(活性酸素)を放出するので皮膚炎が起きる可能性が高くなるので注意が必要です。

まずはシャンプーやトリートメント後の流し方を変えてみましょう。それだけで改善の傾向がみられる方もいらっしゃいます。

誰にでもできる対処方法

頭皮ケアその壱　スカルプブラシを使う

シャンプー用のスカルプブラシを使用することをおすすめします。ブラシで頭皮を優しくとかしながら洗い流すことで頭皮に余分な油成分が残留することを防げます。
そして、毛穴に生成されやすい過酸化脂質もしっかり取り除くことができ、血流も促進されるので清潔で健康な頭皮環境を保つことができます。

頭皮ケアその弍　頭を洗うときの角度を変える

もう一つのポイントは、頭皮を流す時の頭の角度を変えること。真下を向いて上からシャワーを当て流すことで油成分をしっかりと流すことが可能になります。
真上を向いた状態だけで流していると後頭部や首筋のあたりの流しが不十分になり、毛根に余分な油成分が残り易くなってしまいます。時間をかけて流すのではなく、流す時の頭の角度にも気をつけてみてください。