2024年仕事始め　【新研究内容（1）】：2024年1月4日｜テラス(TELLAS)のブログ

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投稿日：2024-01-04 11:52:21.0

2024年仕事始め　【新研究内容（1）】: 皆さん新年あけましておめでとうございます。

いつもこのようなマニアックなブログを読んでいただき有難うございます。

昨年度からこのようなブログを書くようになり、、徐々に反響が出てきました。。

お客様に「いつも見てます」とかいっていただけることが増えました。

本当に嬉しい。

今年の研究的内容をちらっとお伝えします。

ずばり【さらなる髪質改善の追求】

しかもよりハイダメージへの髪質改善です。

ハイダメージにアタックをする場合、、

大まかに二種類の方法があります。

A【軟化膨潤させないで酸、ポリフェノールで収斂硬化させる方法】
B【軟化膨潤させてから収斂硬化させる方法】

無難なのはAですね。軟化膨潤させない方法。こっちの方が安心なんですけどね。

これでは出来ることが限られるわけで、安全なんですけど、効果も薄い。

ざっくり言って今流行っている酸系の髪質改善はこれにあたりますね。

要は軟化させないでむしろ固めながらトリメンを効かせる感じ。

ですが、、

髪の毛のダメージ。特にハイダメージっていうモノはケラチン繊維が溶けて、繊維が絡まっている状態なんです。

その絡まった状態で繊維同士が熱で再癒着して固まっている状態なんですよ。

なので、、この癒着した部分の繊維の絡まりを再度とかさないといけないんです。

で、、酸系の髪質改善の場合は。要は更に固める方法です。要は+の発想で更に栄養分を追加し髪を強化しましょうっていう感じですね。

それに還元剤を少し追加し、還元剤の作用で癒着した部分を再度引き離してアイロンで固定化するわけです。

で、、間違っちゃいないわけなんですが、、これでは癒着した箇所がなかなか綺麗にとけないわけ。

なので、、2024年の新研究として考えているのは、、、

先ほどのBの内容、、

固める前に【まずは軟化膨潤で膨らませて絡まって癒着しているケラチン繊維の絡まりをときましょう】と。

その後酸、ポリフェノールで収斂硬化させて、再度固めましょう。という考え。

軟化膨潤させることで低分子系の成分が髪の内部に入りやすくなります。

要は一度髪を膨らませて、栄養分で髪を【パンパンに膨らます】わけです。

空気で膨らますのであはなく、疎水性の栄養分で膨らます。で、、再度固める。と。そういう考えです。

時数制限なので続きはまた次回書きます