☆ちょっと細かい髪の毛の豆知識☆：2024年5月11日｜フェルーナ(FERNA)のブログ

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ビューティー

投稿日：2024-05-11 12:53:50.0

☆ちょっと細かい髪の毛の豆知識☆: こんにちわ！
今日はちょっとタメになる髪の毛の詳しい仕組みを説明して行きます♪

【構造の話】

髪の主成分は、ケラチンタンパク質からなっています。
ちなみに爪の成分に少し似ています。

髪の構造は主にキューティクル（毛小皮）、コルテックス（皮質）、メデュラ（髄質）の3層で構成されています。
キューティクルは、硬いケラチンでつくられており、髪の内部を守る働きをします。
そのため、キューティクルが破壊されてしまうと、内部から栄養が出ていってしまったり、摩擦や乾燥に弱くなったりしてダメージが進んでいきます。

【結合の話】

髪の毛は、大きく分けて４つの結合で形が維持されています。

１、水素結合
水に濡れると切れます。乾かすことで再結合します。
ダメージのある髪が濡らすと伸びるのは、この結合が切れるからです。

２、ペプチド結合
アミノ酸の基本的な結合で、強いアルカリ剤や過酸化水素で加水分解されて切断します。

３、シスチン結合
システイン分子が結合したもの。
パーマ剤などの1剤である還元剤によって切断され、2剤の酸化剤で再結合して戻ります。

４、イオン結合
マイナスイオンとプラスイオンの結合。
髪の健康な状態は、イオン結合がしっかり結合しているpHが弱酸性（pH4.5～5.5）の状態で等電帯といいます。
髪のpHがアルカリ性に傾くと、イオン結合が切断されます。

【メラニンの話】

持って生まれた地毛の色は、主にコルテックスに存在するメラニン色素の種類と量によって決まります。
メラニン色素には、ユーメラニン（黒褐色系）とフェオメラニン（黄赤色系）があります。
ユーメラニンが多く、メラニンの総量が多いのが黒髪。（アジアの人に多いです）
ユーメラニンが少なく、メラニンの総量が少ないのがブロンド。（欧米の人に多いです）
メラニンを含まないのが白髪です。

髪の毛の根本部分には毛球というものが存在しており、その中に色素形成細胞であるメラノサイトが存在しています。
白髪になるのは、メラノサイトの働きが低下してメラニン色素がつくられなくなったり、毛母細胞という部分に色素が受け渡されなくなるからです。
メラノサイトの働きが低下する原因はよくわかっておらず、加齢だけでなく、遺伝やストレスも影響しているとは言われています。

☆FERNA☆

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