その縮毛矯正、ブリーチ、本当に必要？？？：2022年7月4日｜パークバイアンアミ(PARC by Un ami)のブログ

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投稿日：2022-07-04 23:09:26.0

その縮毛矯正、ブリーチ、本当に必要？？？: こんばんは！
スタイリストの高橋です。

毎日たくさんのお客様を施術している中で、お客様とのカウンセリングで必ず聞く「髪の履歴」。
なりたい髪型やイメージの中で特に要注意な履歴の中に縮毛矯正とブリーチがあります。

今回は特に知っておきたい二つの施術の注意点について書きたいと思います。

なぜこの二つが要注意なのかというと、髪の状態が著しく変化して向かない髪型、できない施術が存在するからです。

○縮毛矯正をしていると出来ない（しづらい）髪型、施術

・パーマ
縮毛矯正をして著しく毛髪の形状が変化している場合、基本的にパーマはかかりません。
かかったとしても、理想のかかりにならなかったり数日で落ちてしまう場合がほとんどです。
理想は縮毛がかかっている部分を全て切ってなくしてからパーマをかけるのがオススメです。
切ってなくなるまではストレートアイロンやコテで巻く方が理想の髪型になりやすいです。

こんなパーマは中々難しい。。。↑

・段（レイヤー）の入ったスタイル
縮毛が強く残っていてシャキンと固い状態の方にはレイヤースタイルはオススメはしません。
髪のやわらかさが失われている為、レイヤーをいれても自然な髪の丸みや動きが出ないからです。
縮毛がかかっていると丸みショートもアイロン必須。。↑

縮毛が残っているうちはあまり段差の入っていないスタイルや切りっぱなしのスタイルがオススメです（アイロンで巻く方は大丈夫です）

○ブリーチをしていると出来ない（しづらい）髪型、施術

・パーマ
ブリーチをして髪の中のタンパク質が著しく流失してしまっている場合、基本的にパーマはかかりません。こちらも同じく、ストレートアイロンやコテで巻くのが理想です。

このくらいのブリーチ毛にはアイロンがオススメ↑

僕ら美容師は当たり前に知っていることですが、意外とお客様は知らないことが多くて今回このブログを書こうと思いました。
縮毛矯正をかけると湿気に強く、髪がうねらなくなるし、ブリーチをすると通常のカラーでは出せない透明感が出て、どちらもとても魅力的な施術です。

ただ、安易にすることは危険です（特に2,3ヶ月おきに毎回縮毛してる方など！）

施術する側のプロがしっかりと説明をして起こり得るリスクやその先のことをお伝えすることがプ美容師の責任だと考えています。

是非参考にしてください。