おしゃれ染めと白髪染めの違いとは？：2022年10月20日｜パークバイアンアミ(PARC by Un ami)のブログ

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投稿日：2022-10-20 21:21:53.0

おしゃれ染めと白髪染めの違いとは？: こんにちはスタイリストの高橋です
お客様の会話でよく出るもので、「白髪染めって、いつからはじめたらいいかしら？」という話があります。

そこで今回はおしゃれ染めと白髪染めの違いについて書こうと思います。

１白髪染めはパワーが強い
意外と知られていないのが、白髪の方が染まりにくいということです。
白髪って白いから染まりやすいのかと思ってましたーとよく言われるのですが、実はその反対で、白髪は撥水性があって、染まりにくいのです（白髪を抜くと、新しく生えてきた白髪ってピンピンたちません？そのくらい強いんです）

なので、しっかり染める為にはカラー剤のパワーを強くしなくてはいけない＝傷みやすくなるのです。

白髪染めに切り替える時の最大の懸念点はダメージが蓄積しやすくなることなので、白髪の量がちらほらとしかなくて、ほんの少し気になるくらいのうちはまだ白髪染めにしなくていいというのが個人的な考えです。

２白髪染めは染料が濃い
もう一つが白髪染めはおしゃれ染めと比べて染料が濃く設計されています。
染料が薄いと白髪が染まり切らず、薄染まりになってしまうからです。

染料というとピンと来づらいかもしれませんが、いわゆる、ブラウン味です。
ブラウンは赤に由来する為、白髪染めは赤みが出やすい傾向にあったり、染料が濃い為、透明感が出にくいという傾向があります。

なので赤みが嫌い！透明感があるカラーが好き！という方も白髪染めに切り替えるのには慎重になる方がオススメです。

３白髪染めも多様化している
白髪染め！って聞くと、お客様からするとすごく構えてしまうし、私もついに白髪染めか～なんてネガティブな感じに捉えてしまうことが多いですが、実は美容師からすると全然ネガティブなことではなくて、最近は明るめでもしっかり白髪を染められたり、赤みが出にくいラインナップがあったりと、白髪染めも多様化しているんです。

白髪ぼかしハイライトや、あえて染めずに白髪を活かすことでヘアデザインを楽しんだりと、年齢や自然に抗わずに強みに変えるヘアデザインを提案することに努めています。

まとめると、
白髪の割合が多くて、結構気になるなら白髪染め。まだ割合が少なくてそこまで気にならないなら無理に切り替えない。
というのが僕のスタンスです。
お気軽にご相談ください。