ダメージ毛、その先、今日の根元が数年後の毛先。：2021年10月4日｜カフノリカ(Cuffnorika)のブログ

一席だけの美容院 Cuffnorika 御茶ノ水【カフノリカ】

カフノリカ

東京都千代田区外神田２－１－３　田仲ビル１F
御茶ノ水駅徒歩3分神保町駅徒歩5分秋葉原駅徒歩5分

カフノリカ(Cuffnorika)のブログ

ビューティー

投稿日：2021-10-04 15:54:37.0

ダメージ毛、その先、今日の根元が数年後の毛先。: こんにちは！
くせ毛のお悩みに寄り添う美容室
カフノリカの甲斐錬也（カイレンヤ）です＾＾

僕の美容師としてのスタイル上、他店での失敗＝髪がハイダメージの状態な状態のお客様を担当させて頂くことも多いです

できる限りの手は尽くしますが、限界はあります

髪の形状がチリチリな位まで痛んでいる場合には、切るor適したトリートメントで毛髪内にたんぱく質や脂質や樹脂などを入れ込み、できる限り扱い易い状態に持っていく、という方向になるのですが
後者のトリートメントでケアしても、少しは乾かしやすくなる、少しはクシ通り、手触りが良くなる、少しはアイロンやコテで形を付けやすくなる、位なもので、基本的にチリチリな形状は治りません

イチかバチかで、その上から縮毛矯正する、というウルトラCな作戦もあるのですが、本当に読んで字の如く「イチかバチか」
いくらかの確率である程度のまっすぐに戻りますが、下手すればもっと痛んで千切れて終わりです
それでも施術したからには料金が掛かりますし、下手に転んだ時の美容師とお客様の悲しみよ、、、

結論、何が言いたいのかというと、「そもそも髪を過度に痛ませない施術を心がけよう」ということです

それともう一つ、美容師がお客様に伝えるべき事ですが
縮毛矯正かハイトーンカラー、やりたいならどっちかは厳しくなるとか、矯正当てた部分にパーマは厳しいとか
これ、美容師からしたら常識ですけど、髪の素人のお客様からしたら、言われなきゃ分かんないです

勿論僕は、状態によってはブリーチ毛に縮毛矯正することも多いです
ただ、仕上がりはどうしても荒れやすいし予後の劣化は強くなります、これはどうしようもなく物理的事実
何でもかんでもやりたいけど乾かしざらしで綺麗な状態を保ちたい
これは魔法でも使わないと不可能で、この世に魔法は存在しません

どこまでのダメージを許容して、何に重きを置くのか
正解はないですが、お客様の納得いく方向に寄り添っていきたい、などと思う今日この頃

※カフノリカでは、コロナ感染症対策として

スタッフのマスク着用
お客様へのマスクの配布
オゾンの機械装置による、空気正常、常時換気
スタッフとお客様のマンツーマン体制
お客様毎のお席、器具等々のアルコール消毒
などを行なっております。

お客様のご来店、お待ちしております。

甲斐錬也